1997年5月13日
ブルズ VS ホークス
プレーオフ2回戦 3勝1敗で迎えた第5戦
ムトンボ越しにジョーダンがダンクを決めた有名なシーンがありますが、試合全体を通せばブルズは後半シュート率が悪く苦しむ試合になりました。
前半はブルズ優位で1.2QのFG%はブルズが49.0%、ホークスは42.1%で、一時20点リードの場面も作りブルズが優位に立ちます。
後半の3.4Qはブルズ33.3%、ホークスは58.6%、特に3Qはブルズ33.3%、ホークス62.5%とシュート精度に大きな差が発生しますが、点差は維持して終わりました。
その要因はブルズは一環してORB【オフェンスリバウンド】取得率が高く、シュートミスが多くてもセカンドチャンスを産み続けました。
3.4Qに関してはORBを1本しか許さず、ブルズは15本取得、試合全体では25本に対してホークス3本、ORB%は48.1%>9.4%、この差は後期スリーピート時代ブルズのプレーオフゲーム全ての中で最も大きな差額です。
eFG%、ORB%、TOV%、FT/FGAといった勝利に繋がる4ファクターの中で、点を多く取った方が勝ちのバスケでは当然eFG%の高低は最重要項目ですが、一要素で見事な結果を出してもアドバンテージが奪えない典型的な試合になりました。
NBAの歴史上ORB%の平均値が歴代1位はロッドマンですが、この試合のロッドマンは多くのORBを稼いだわけでないです、どちらか言うとシュートが好調、後半はロッドマンらしく、挑発で相手も平常心を失わせ、自身も退場になる自爆っぷりで会場を盛り上げました。
ブルズのプレーオフでORB%の差が最も大きな試合で、ロッドマンがリバウンドを稼ぎまくったわけでないというのが意外ですが、こうした記録的な数値差を産んだ試合でした。
ジョーダンは4Qに0得点、セカンドユニットのベンチ陣が試合通して49点と貢献し、ブライアン・ウィリアムズは8本ものORBを1人で稼ぎました。
ジョーダンのダンクシーンで有名ですが、試合はロッドマンとセカンドユニットの貢献、ORB%の差が主役の試合と言っても良いかもです。
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Негізгі бет 【NBA】ジョーダン ムトンボへの初ダンク試合は とある数値差?がヤバかった
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