私は韓国人です。この映画ネットフリックスで本当に楽しませてもらいました。俳優さん達の演技がとても素晴らしかったです。俳優は東出さん以外は誰も知りませんでした。韓国映画ではペパーミントキャンディーがこの映画の様に時系列が逆になってて、つく付く思い出します。両映画共に因果が過去に向いて起きてるような感覚は新鮮でした。単に思い出や青春の懐古がつくるノスタルジーのことを言ってるんじゃありません。逆シークエンス又は逆巻きの動画は妙に感傷的で捻られて鬱になる気分を残します。この映画による感傷は内容による効果なのか形式の効果なのか僕はよく分かりません。また、この感覚は小説的なのか映画的なのかとかを考えたりもしました。原作の小説を読んでいないので分かりません。 一般化は出来ませんが現代日本の映画やドラマは小説的で文学に近いニュアンスを持ってると思ってました。対して韓国映画やドラマは劇的だとも思ってました。これは私個人の意見です。私も小説的とか映画的とか明確に区別できてません。ただ抽象的な印象です。 ただこの映画を見終わってちょっと鬱な気分になりました。人生こんなもんさ。それがふつーでふつーが世界の原理。忘れてる日常の有り難さに感謝。それでも楽しかったからよかったじゃないと自分の人生を慰め限界を認め反復に服従してしまう人間のどうしようも無さ。ある種の空虚や無力感を感じてしまいました。東京メランコリーとも呼ぶべきでしょうか。一部の日本映画、小説で出会す形。それが破局、破滅で終わるペパーミントキャンディーが夢見た安定した日常だったかもしれなかったけど。 この大島さんの動画を9分ほど見てこのコメントを残したので逃してる話があるかも知れません。残りの動画もこれからゆっくり見ようと思います。俳優達の演技を見たい為にも何度も見直したい映画でした。最近で俳優が感動的だった映画はこれがcall me by your name以来です。
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