#琵琶#biwa#japanesetaditional
薩摩琵琶鶴田流古典弾き語り曲「壇の浦」のフルバージョンです。
琵琶・歌:西原鶴真
BIwa,Vocal : Kakuhishin Nishihara
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歌詞
時こそ来たれ、元暦二年三月二十四日の卯の刻に、
源平両軍船出して壇の浦にて、矢合はせとぞ定めける、
兵船もろとも三千余艘、平家の軍を囲まんと、あせり競ひて突き進む、
この一団ぞ義経の麾下なりと知られける、
平家の先鋒は九国一の強の者、山鹿の兵藤次秀遠の精兵五百余艘、
二陣は松浦党三百余艘、平家の公達二百余艘で、三陣に続きたり、
速潮にのる源氏の軍船、またたくうちに平家方の、真只中をつき破れば、
敵も味方も入り乱れ、さしもの瀬戸も舟に覆はれ、
落ち葉浮ぶる川波の網代に寄する如くなり、斯かりける時、新中納言平の知盛卿は、
船の船首に突立ち上がり、味方の兵ども承れ、一門の運命この一戦にあり、
何のためにか命をば惜しむべき、軍ようせよ者どもと、二度三度び呼ばはつたり、
かの岸に遁れんとすれば浪高くしてかないがたく、
この汀に上がらんとむとすれば源氏、矢先を揃えて待ちうけたり、
船手漕手も討ち果され、行方も知らず平家の船、あるいは沈み、あるいは漂い、
源平の国争ひ今日を限りと見えたりける、
二位殿は帝を抱き奉り、君は万乗の主と生まれさせ給えども、
御運既に尽きさせ給ひぬ、西方浄土の来迎に与らむと思し召し、
はやはや御念仏唱え給へ、浪の下にも都の候ぞと、
幼き帝もろともに、千尋の海へぞ入り給ふ、
哀れ無情の春の風、今は主なき戦船、いづくともなく漂ひ行くこそ悲しけれ。
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