「タヌキとネコが遭遇、危機一髪!」
さいたま市内のタヌキ観察地には、ノネコが出現します。通常、タヌキとノネコが出会う事は少ないのですが、ある晩、たまたまタヌキファミリーが良く休んでいるポイントに先にノネコが現れタヌキと遭遇することになりました。
タヌキがノネコの存在に気付いたとき、お互いに距離をとってにらみ合いになりました。ネコは明らかに警戒態勢をとり、口を開けて威嚇し、タヌキの方も身を戦闘態勢に構えて「一触即発」の危機一髪状態になりました。
この後何が起こるのか?当然イヌ科のタヌキが体格も上回り優勢で、ネコを追い払う行動をとると予想したのは私だけではないと思います。実際、アライグマやハクビシンと遭遇したタヌキたちは、全力で追い払う(ときには噛みついて攻撃することも)行動をとっている様子が以前も撮影されていました。
ところが、この映像では、あっという間にタヌキの方が緊張状態を解いて、視線をそらし、エサ取りを始めてしまいます。まるで、戦っている場合じゃないし、お腹空いてるからね!とでも言っているようです。
タヌキとネコは、あまり利害が対抗する関係にないからなのでしょうか(カキの実やビワの実を奪い合うということは無いでしょう)。たまたまこの個体がそういう「性格」だったからなのでしょうか?興味が尽きません。
Негізгі бет Produce 85 「タヌキとネコが遭遇、危機一髪!」
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