青柏祭
5月3~5日/石川県七尾市/大地主神社
でか山と呼ばれる巨大な3台の曳山が、木遣り音頭の合図で市内を練る様が圧巻。でか
山は高さ約12メートル、重さ約20トン。むしろで覆った本体に丸太を輪切りにしたような車輪が
ついた素朴な造りで、一説には北前船を模したものともいわれる。扇状に開いた舞台には、
古い芝居の名場面を飾る。狭い町角での方向転換は、長さ8メートルの大梃子に若者が
鈴なりになって曳山の前輪を浮かせ、地車を入れて辻を曲がる。
祭りの起源は、能登国の国守、源順により天元4年(981)4月申日(5月14日)に定められたとされる。現在のような曳山の行事は室町時代後期から行われたといわれるが定かではない。青柏祭の名の由来は、神饌を青い柏の葉に盛ってそなえる神事による。国指定重要無形民俗文化財。
(収録日:2010年5月3〜5日)
Негізгі бет 青柏祭(2010)Seihakusai Festival in Japan
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