青森の夏を彩る「弘前ねぷた」。その巨大な山車が愛媛に10日初上陸しました。迫力のねぷたが今治市内の夜の街を練り歩き、会場は詰めかけた見物客の熱気であふれかえりました。
青森県で「弘前ねぷた祭り」は毎年8月初旬に開催される七夕の行事。国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
今治市は姉妹都市を結ぶ群馬県太田市を通じて弘前市と去年から交流をスタート。この一環で祭りのシンボル「ねぷた」(飾り物)の愛媛初上陸が実現しました。
会場になった今治港「はーばりー」には、「扇ねぷた」呼ばれる高さ約8メートル、重さ1トンほどの山車が登場。60台余りある「弘前ねぷた」の中でも最大級のものです。
正面には中国の小説・水滸伝の勇壮な武者絵、後ろには妖艶な美女「静御前」が描かれ、夏の今治の夜に浮かび上がり、今治の夏の夜を彩りました。
新居浜から訪れた女の子:
「なんかすごかったです。きれいな絵だなと思って感動しました。青森のイベントがこっちに来てくれてうれしいです」
高齢の男性:
「一生見れるか見れんか。来年もやってもろたらまた来ます」
土ねぷたは市内の大通りを約1時間かけてゆったりと練り歩き、集まった5万人の観客は本場さながらの弘前ねぷたの熱気に酔いしれました。
弘前市・大竹主事:
「正直言ってこんなにたくさんの方、来て下さるとは思わなかった。びっくりなところが一番ですかね。たげ楽しかったはんで、今治市にまだ来年くるはんで、へばなー!(またね!)」
愛媛初上陸となった弘前ねぷた。青森の夏の風情を今治に運んでくれました。
Негізгі бет 青森の七夕彩る「弘前ねぷた」今治に初上陸 みなと街は5万人熱気に【愛媛】 (23/06/13
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