写真家、ハービー山口さんの写真集「代官山17番地」にインスパイアされた曲です。
1996年に開発事業により取り壊しとなった今はなき集合住宅。
昭和初期に建てられたモダンで美しく老朽化した表情を写したその作品は、
どこかとてつもなく懐かしく、またファンタジックで夢にまで出てきたことがありました。
あれから約25年、最近、久しぶりに写真集を見返してみたのですが、
なんだか当時とはまた違う視点でこの写真集の魅力に取りつかれて涙が出てきました。
新しさ、つまりアップグレードとは、やはりそこにも何かしらの「光と影」があって、
多くの人にとっては良いことだけど、一部の人にとっては何かを失うことになるのかな、ってそんな風に感じます。
若いころは色んなものを吸収することで得ることばかりフォーカスしてきましたが、
年を重ねるにつれ、自分に馴染んでいた何かが変わっていく寂しさを感じる今日この頃です。
作詞/作曲/編曲/演奏/レコーディング/歌/動画編集:GAIN
取り壊しマンション
強いちからが働いて 抵当のマンション
強いちからが働いて 債権者がきた
取り壊される部屋
消えてしまう町
新しく生まれ変わる これからの未来のため
画面の中 男は手元の文字を
読み上げた 読み上げた
奴の話に乗ったがために 状況が変わった
まるでピエロさ 笑うしかない 老人はぼやいた
取り壊される部屋
消えてしまう町
あのコはただ何も言わず 路地裏で踊るだけ
僕はただただそれを指をくわえて
眺めていた 眺めていた
強いちからが働いて 誰もいないマンション
強いちからが働いて 工事フェンスが張られた
取り壊される部屋
消えてしまう町
整備されて 木が植えられて 大勢の人が集まる
看板にはそんな美しい町が
描かれていた 描かれていた
<仕様機材>
DTMソフト:Cubase 12
オーディオ・インターフェイス:QUAD-CAPTURE
コンデンサー・マイク:AKG C3000B
MIDIキーボード:Roland A-49
エレキ・ギター:Fender AMERICAN STANDARRD Telecast
<映像編集ソフト>
DaVinci Resolve
Негізгі бет Музыка 取り壊しマンション Original Song & Music Video by GAIN
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