「世界と日本の愛唱歌・抒情歌辞典」(長田譲二著)は五線譜と曲のエピソードがのってます。有名な出だしの「月はおぼろに東山」というので、曲がわかりました。
作詞の長田幹彦は、京都で谷崎潤一郎と同宿し、祇園に入り浸っていたとのこと。祇園ものや恋愛ものを多く書き、デカダンスの作家として知られていました。そのころの回想録として書いたのが、代表作でもある「祇園夜話」です。これを、マキノ・プロダクションがこの物語で、祇園の宣伝をという企画をたてました。
映画の舞台となったのが、忠臣蔵の大石内蔵助が遊んだとして有名な祇園の一力茶屋でした。映画の主題歌をいれようということになり、長田幹彦に依頼したところ、3時間で書き上がたとのこと。祇園の四季の情緒や、ほんのりとしたお色気があり、読んでも素敵です(4番まであります)。
昭和4年から撮影を開始した映画は大ヒットし、この曲ももちろん大ヒット。詩碑が建てられるまでになりました。
日本の伝統芸能
三味線の弾き方
祇園
舞妓
丸山公園
Негізгі бет 「祇園小唄」を三味線で弾く。文化譜付き。祇園のPR映画の主題歌が大ヒット。京都の丸山公園の瓢箪池のほとりに詩碑建立。作詞の長田幹彦は、谷崎潤一郎と祇園に通う。歌詞は3時間で書いた。
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