20日の日経平均株価は小幅安で始まりましたが、割安感のある銘柄に着目した海外投資家の買いなどが広がり、一時650円近く上昇しました。
目新しい材料がないなか急騰した株価でしたが、後場に入ると利益確定の売りに押され、上げ幅を縮小。終値は先週末より282円高い、3万9069円で、およそ1カ月ぶりに3万9000円台の高値をつけました。
買い材料に乏しいなか、節目の3万9000円を回復したことについて専門家は次のように話します。
三井住友DSアセットマネジメント
市川雅浩氏
「市場では今週22日、米半導体大手エヌビディアの決算に注目が集まっている。好決算の期待が非常に強いという状況なので、関連する半導体銘柄とかも先行して買われるような動きが見られた。こういったところも上昇につながったのではないか」
エヌビディアの決算が、市場の期待を上回った場合、日経平均は4万円の回復を目指す流れとなり、逆に物足りなかった時は3万8000円台に逆戻りする可能性もあるということです。
(「グッド!モーニング」2024年5月21日放送分より)
[テレ朝news] news.tv-asahi.co.jp
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