「清少納言は得意顔でとんでもない人だった」とする紫式部日記での名指しでの悪口が特に有名ですが、批判はこれだけに留まってはいません。
紫式部日記には、道長に献上する用の彰子の出産記録の部分にさえ、清少納言が枕草子に頻繁に登場させる藤原斉信や平生昌を登場させるなど、枕草子を意識した記述が目立ちます。
さらには、源氏物語でも枕草子の美意識を批判させており、これを受けて枕草子の物語タッチな章段が執筆されるなど、二大古典文学によるリアルタイムでの応酬も繰り広げられていました。
今回は、宮仕えのタイミングは被らず、直接の面識はないながら、文学作品で宮中の注目を二分していた2人が、文学の世界で激しく火花を散らしていた様子について紹介します!
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参考文献
斎藤正昭『源氏物語の誕生: 披露の場と季節』
amzn.to/4cBoGXU
山本淳子『紫式部日記と王朝貴族社会』
amzn.to/4bTtk3l
山本淳子『枕草子のたくらみ』
amzn.to/3STfuaF
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【画像引用】
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【目次】
1:24 紫式部日記の清少納言批判の理由
7:50 貴族たちを介した清少納言批判
14:26 源氏物語と枕草子の交流
#光る君へ #清少納言 #紫式部 #大河ドラマ
Негізгі бет 日記の悪口だけに留まらず2人の直接対決に発展 紫式部の清少納言批判【光る君へ】
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