君はすぐ謝る人だった。
誰かと揉めた時、いや揉めそうになった時でさえ、いや自分が揉めているわけではない時でさえ
君は謝る人だった。
最初の印象は腰が低い気が弱い人だった。
心配だとか、可哀想だとか
ほっておけないとか
そんな感情だったんだ。
君が悪いわけではないのだから
自分が傷つくだけじゃないのか
君に向けて投げかけた言葉は僕なりの精一杯の優しさだった。
それに対して君は照れ臭そうに、気まずそうに笑って「ごめんね」と言っていた。
そうじゃないんだと
だから君が悪いんじゃないじゃないかと
思う気持ちと同時に
僕自身の答えが全て正しいわけではない
と言う結論にも至った。
誰よりも争いを嫌い。平和を愛して、そして不平等を憎んで、平等を信じていた。
君が謝って相手を受け入れる行為の全てが、「弱いから」ではなかったんだ。
何よりも優しくて
何よりも人を愛していたからなんだと
そうやって、君の心に触れて
君に心を触れてもらって気づいた事は
僕は君が好きだと言う事
誰よりも優しくて
誰よりも人を愛している君は
誰よりも人に愛されるべきなんだ。

志が高い人間は周りより少し高い位置にいるからか、それでも人を見下さないように、頭を下げるのだ。
人に謝っても、道を誤らない君を僕は守ろうと思った。
この世界に正解なんてないけど
不正解はきっとある
やってはいけない事をやってはいけないのだから
言っちゃダメな言葉や
言わなきゃ良い言葉は山ほどあるけど
ごめんなさいを言えるに越した事はないのだから
#ルームシェア
#板橋ハウス
#ごめんなさい
Негізгі бет 【ルームシェア】怒られたと思ってすぐ謝る【陳謝】
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