【水辺で楽しませていただく立場として】
長文ですが、みなさんには目を通していただきたいです。また、拡散をしていただけると嬉しいです。
2022/2/26 7:30
その出来事は突然でした。
朝イチだけの釣行の予定で南湖で決める予定でしたがどこも人、人、人。
期待のポイントには入れず、北へ。
この選択が、後に人の命を救う事に繋がる。
短時間釣行の帰宅時間が迫る中、事故は起こりました。
目の前を通る一台の漁船。
そこには自分の両親より少し上ぐらいのご高齢の夫婦が船の上におられました。
漁港に入ったはずの船が入り口付近で停滞している事に気付く。
最初は遠目に見てわからず、エンジン系の操作をされているのかなと思いましたが、実際は違った。
少しして目を凝らすと1人が入水をした状態になっていた。
こんな時期に入水なんてするか?と思ったと同時に「大丈夫ですか?」と遠くから声を掛けた。
間もなく下細い女性の声で「助けて」とはっきり聞こえた。
ここからは記憶がなく、全て首元に付けていたGoProの映像を元にお話しします。
これが水難事故と気付いた時に釣竿を砂浜に置き、走り出していた。
たまたま漁港でガイドの準備をされていたDAIWAの内山プロがおられた為、水上からの救助を呼びかけ、自分は現場に向かう。
『この呼びかけが、結果的に良かった』
足場が不安定な船の上に加え、水を吸った衣服を着用した成人女性1人を成人男性が1人で引き上げる事が不可能だった。
不可能とわかった時には内山プロが到着し、2人で救助を行えた。
内山プロは要救助者に「もう大丈夫だよ」と優しい言葉を掛け、僕は要救助者の旦那さんに「ここから一気に体温が冷えるので、温かいお風呂を用意してください」と指示。
要救助者も意識はしっかりしていた為、そのまま帰路に着く。
精一杯だったため、救助中の記憶は無い。
GoProで釣りの様子を撮影をしていた為、映像を見返すと自分がした行動を振り返る事が出来た。
何よりすぐに現場に向かって走り出せたのは『自分自身がライフジャケットをつけていた』ことが大きい。
なぜなら救助者が落水して助けを呼ばなければいけない最悪の事態は避けたいから。
自分自身がライフジャケットを着用することで自分だけでなく、他人も助けられる事をみなさんには改めて理解していただきたい。
帰宅後、FLONTLINEの中川善一さんからお電話をいただく。
「本当にありがとう」と言われ、自分のした事の大きさに気付いた。
中川さん曰く、漁師の方々はライフジャケットの着用を呼び掛けても付けない事が日常的にあるとのこと。
アングラーとしても漁師としても活躍されている中川さんには漁師さん達に着用をしてもらえるように再度呼びかけてもらう約束をし電話を切る。
中川さんが漁師さんに向けて動いてくださったのでなにか僕に出来ることはないかと考え、今回の事実を伝える為の動画作成とSNSでアングラー達に呼びかける。
普段、釣果情報をお伝えしている各釣具屋さんに今回の件を拡散とライフジャケットの特設コーナーを作っていただくように依頼した。
厚かましいお願いにも関わらず、承諾してくださった店舗様には本当に感謝です。
depsの前田さんやHIDEUPのビックリマン高田くん、BRUTUSのrockyさん、outlowの飯田さんが拡散や温かいコメントをくださった。
depsさんやHIDEUPさん、outlowさんの製品やBRUTUSさんの投稿が好きな理由は「こうゆうところ」にあるのかもしれない。
世界に誇れる『琵琶湖』での釣りを次の世代やその次の世代に残す為にも、水難事故を事前に守れる啓発動画を作成した。
よければ見ていただきたい。そして『拡散』していただきたい。
1人でも多くの方にその事実を知ってほしい。
1人でも多く命が失われない為に。
そして今回の水難事故、旦那さんが最愛の奥さんを目の前で亡くされる事なくて本当によかった。
#めたまさ #水難事故 #人命救助
Негізгі бет 【人命救助】ライフジャケットを付けていたから出来たこと
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