本が命を終えるとき-古紙回収のゆくえを追う-
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「古紙回収に回った本は、その後、どうなっているんだろう?」
廃棄されたたくさんの本がどうなっていくのかを、きちんと知りたい。そんな思いから、バリューブックスから古紙回収に出された本の跡を追い、紙へと再生されていく模様を取材しました。
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運び上げられた古紙は、「パルパー」と呼ばれる大きな大きなミキサーに放り込まれ、水と巨大な刃の回転で溶かされていきます。
その様子を動画でお届けします。本が本でなくなる瞬間。少し、衝撃が強いかも知れません。
『溶けていく本たち①』
• 溶けていく本たち ①
固められていた古紙は、再びバラバラにほどけていきながら、自然落下でパルパーへと吸い込まれていきます。
左から流れ落ちるのは、何度も再利用するため茶色く濁った、ただの水。なんと、この作業では特に薬品は使っていないんです。細かく本を砕いていき、繊維にならないプラスチックなどは排出される仕組みになっています。
『溶けていく本たち②』
• 溶けていく本たち ②
本がすべて投入され、ある程度水が注ぎ込まれると、おもむろに中央の刃が動き出します。すぐに目にも留まらぬ速さになり、巨大な洗濯機のように渦が本をぐるぐると回転させていきます。
空間には轟々と音が鳴り響き、隣にいる人との会話もままなりません。ただ、眼前の光景に目を奪われ、会話の必要はありませんでした。大きな音が鳴り響くなか、静かに本のゆくえを見つめます。
『溶けていく本たち③』
• 溶けていく本たち ③
瞬く間に古紙と水とが混ざり合い、ドロドロとした形状に姿を変えていきました。
水の排出が終わり、パルパーも停止すると、あたりは静かさを取り戻しました。細かく砕かれ、この灰色の液状となった古紙が、新しい紙への原料となります。
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Негізгі бет 溶けていく本たち ①
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