2022年、静岡県牧之原市の認定こども園で当時3歳の園児が通園バスに置き去りにされ、亡くなった事件で、園の関係者が9月8日、遺族のもとを訪れ、報道陣に対し、園を継続する方針をあらためて示しました。
2022年9月、牧之原市の「川崎幼稚園」に通っていた河本千奈ちゃん(当時3歳)が通園バスの中に約5時間、置き去りにされ、重度の熱中症で亡くなりました。
8日は園を運営する法人の理事長や有罪判決を受けた元クラス担任など、5人の園の関係者が遺族のもとを訪れ、千奈ちゃんの遺品を見ながら、園での生活を振り返ったということです。
遺族は、現在通っている園児の卒業後に園を廃園にする、もしくは他の法人に運営を引き継ぐことを園側に求めていますが、訪問後、報道陣に対し、理事長はあらためて園を継続すると話しました。
<学校法人の理事長>
「ご遺族の気持ちということは十分承知をしております。それから、入園を希望される方がいる以上は(廃園などの対応)はできないという気持ちに変わりはございません」
遺族は今後、有罪判決の元理事長などを含め、園の関係者に対し、損害賠償を求める裁判を起こす予定です。
Негізгі бет 「入園希望者がいる以上は廃園できない」認定こども園継続の方針あらためて示す 園児通園バス置き去り死事件から2年=静岡・牧之原市
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