北海道の当別町にあるロイズタウン駅が開業2周年を迎えました。チョコレートなどの直売店が賑わう一方で、町中心部の駅周辺は大学移転後の発展像を描けないまま頭を悩ませています。
生チョコレートを2層に重ね電車をモチーフにしたタルトに、チョコクリームとカスタードクリームが詰まったパン
喜多和也記者)
「駅の開業2周年を記念して限定のパンも販売されています。こちらは当別町のイメージキャラクターをあしらったパンなんですが、どれも表情が違っていて可愛らしいです」
当別町にあるロイズカカオ&チョコレートタウンです。町のマスコット「とべのすけ」をあしらい、中にチョコレートクリームが詰まったパンなどそばにある学園都市線ロイズタウン駅の開業2周年を記念した商品が並んでいます。
ロイズタウン駅は、JR北海道が道内で20年ぶりの新駅として2022年開業。すぐそばにあるロイズカカオ&チョコレートタウンは、その製造工程などを学べる展示や、限定商品が並ぶ直売所が人気です。駅の開業でアクセスが向上し、週末や休みの日には多くの人で賑わっています。
ロイズコンフェクト 吉村裕子さん)
「春はお祝い事などでギフトを送られる機会も多いと思います。春休み時期に遊びに来がてらギフト選びやお買い物を楽しんでいただければ」
喜多和也記者)
「こちらではホテルやマンションが入るビルの建設が予定されていましたが、計画が見直されました」
一方、当別町中心部にある当別駅。駅前には町内最大規模の10階建てのビルが建設される予定でしたが、まだ着工できていません。原因は、町内にキャンパスを置く北海道医療大学が北広島市への移転を決めたことです。
ビルには学生向けマンションも含まれることになっていたため、計画を見直さざるを得なくなったのです。
喜多和也記者)
「当別町内のアパートには学生も多く住んでいますが、大学の移転で空室が増えることが懸念されます」
当別町アパート組合によりますと、去年9月の時点で組合員が所有するアパートやマンション1130部屋のうち、621部屋に道医療大の学生が暮らしています。組合員へのアンケートでは、大学の移転に伴う家賃収入は、およそ2億4000万円減少すると見込まれています。
町議会でも移転後のまちづくりは大きな議題となっています。空いたアパートを町営住宅として活用する案も浮上していますが、まだ、具体的な動きはありません。
当別町 後藤正洋町長)
「アパート経営の事業者への支援は、大学の移転の影響が大きいことから、何らかの形の支援策が必要なのは十分認識しております」
同じ当別町でも、目玉施設の存在が駅周辺の賑わいの明暗を分ける形に。
医療大の移転まであと4年。中心部のまちづくりについて、議論は待ったなしの状況です。
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Негізгі бет ロイズタウン駅開業2周年で賑わう 一方町中心部は…北海道医療大学移転まであと4年…どうなる当別町
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