演奏曲
素晴らしき3つの冒険 / 作曲:P.スパーク
1. 海底2万マイル 2. 気球に乗って5週間 3. 80日間世界一周
‘Three Extraordinary Journeys’ / Comp. by Philip Sparke
I. 20,000 Leagues under the Sea II. Five weeks in a Balloon III. Around the world in 80 Days
演奏
海上保安庁音楽隊 / Japan Coast Guard Band
令和4年10月27日 (木) / 2022.10.27 (Thu)
海上保安庁音楽隊 第28回定期演奏会 / Japan Coast Guard Band 28th Annual Concert
東京芸術劇場コンサートホール / Tokyo Metropolitan Theatre Concert Hall
指揮
荒井 弘太 技術顧問 / ARAI Kota Japan Coast Guard Band Technical Adviser
みなさんこんにちは。海上保安庁音楽隊です!
令和4年10月27日(木)に開催いたしました、「第28回定期演奏会」より、
素晴らしき3つの冒険をお送りします。
ぜひ、お楽しみください♪
\チャンネル登録・高評価も、よろしくお願いします!/
◇素晴らしき3つの冒険 / 作曲:P.スパーク
「十五少年漂流記」「地底旅行」など数多くのSF・冒険小説を遺し、「SF小説の父」とも呼ばれるフランスの作家ジュール・ヴェルヌ。この曲は、2005年にヴェルヌが生涯のほとんどを過ごしたフランス北部のアミアンにて、ヴェルヌ没後100周年を記念し開催されたイベントのために、イギリスの作曲家フィリップ・スパークに委嘱された作品です。
「驚異の旅」と総称される長編・短編80作からなるヴェルヌの冒険小説シリーズの中から、3つの作品をタイトルとした3楽章の組曲です。
~「海底2万マイル:1869年刊行」(第一楽章)~
船舶が謎の巨大生物に襲われ、船底に穴を空けられる事件が頻発し、フランスの海洋生物学者アナロクス教授ら3人は、その究明・退治のためにアメリカの軍艦に乗り込みますが、この巨大生物に襲われ、甲板から海に振り落とされてしまいます。長時間漂流し、偶然この巨大生物の背中にしがみつきます。巨大生物かと思われたものは実は潜水艦ノーチラス号でした。捕虜となった教授らは、共に神秘と驚異の海底世界を冒険することになります。
~「気球に乗って5週間:1863年刊行」(第二楽章)~
幼い頃から世界を巡り根っからの探検者であるファーガソン博士は、忠実な助手ジョー、親友で勇敢な狩人ケネディの二人を伴って、未だかつて誰も行ったことのない探検に挑みます。それは気球によるアフリカ大陸の東から西への横断。砂嵐に遭遇したり、大きなヒゲワシの群れに気球を攻撃されたり、多くの障害に遭いますが、博士たちは仲間の勇気とチームワークにより乗り越えて行きます。
~「80日間世界一周:1873年刊行」(第三楽章)~
英国貴族フォッグ卿はふとした会話の流れから、80日間で世界一周できるかどうか、友人たちと2万ポンドの大金を賭けることになります。
その日のうちに従者を伴いロンドンを発ち、「パリ~スエズ~アデン~カルカッタ~シンガポール~上海~横浜~サンフランシスコ~ニューヨーク~コーヴ~リヴァプール」と旅する中で巻き起こる困難には機敏に、そして汽車、象、そり、汽船といった様々な移動手段を乗り継ぎ、遅れを取り戻したフォッグ卿は世界一周を達成します。果たして、2万ポンドの行方は…
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