何時もの保田復路で風も強くなり、荒天対策に必須なリーフ作業を行いました。
しかし往々にしてリーフ始めると風も落ちて来るものです。
自艇のリーフ艤装は基本的で、ワンラインリーフシステムやリーフロープコクピットリードの艤装も有りません。
リーフは上に走りながら行いエンジンは使用せず(シングルハンドなのでオートパイロットは使用)クローズドのセーリング状態で行います。
リーフは荒天時に作業するので、シングルハンドでは安全の為にハーネス着用が原則だと思っています。
①ヒールを抑え船速を落とす為に少しだけクローズド上り過ぎで走ります。
②メインシートとブームバングを緩めます。
③メインハリヤードをフリーにしてメインセールを下げます。
④マスト位置に移動してタッククリングルにワンポンのリーフグロメットを掛けます。
⑤グロメットを掛けたらセールが下がらない様ハリヤードをロックします。
⑥リーフロープを目一杯引いてブームエンドを持ち上げます。(リーフロープをコクピットリードにすると危険回避とウィンチ使用して楽に引けます)
⑦メインハリヤードをシッカリ引いてラフの皺を無くします。
⑧メインシートとバングを引いて通常のクローズドコースに戻します。
最近のリーフ艤装は『ワンラインリーフシステム』も有り、コクピットから出ずに安全に素早くリーフ作用が出来ます。
出来ればリーフロープをコクピットまでリードして置くと、ウィンチ使ってロープがシッカリ楽に引け且つ安全です。
最低でもマストにカムクリ―トを付けて置くと、メインハリーヤードが一時的にロック出来てリーフ作業が楽になります。(自分の他のKZitem動画に艤装状況をアップしています)
リーフ作業は何度も練習して身につけて置けば安心してクルージングに出掛けられますので、皆さん早めのリーフ完了を心掛け頑張ってスキルアップしてください。
Негізгі бет セーリングクルーザーで保田復路で基本的なシングルハンドリーフ作業(リーフシートが中々引けず)2021.10.10
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