この曲は小野さんの親が亡くなって彼女がライブ(ポプコン)のステージで歌ってグランプリをとった曲です。だからただのラブソングではありません。小野さんはシンガーとしてのデビューを断り留学しました。そして同時期にデビューの八神純子さんが歌うことになりました。八神さんも天才的な歌唱力と作曲力をお持ちでしたが、ファーストアルバムで小野さんの曲を歌っています。近年でも歌っているし、決して嫌だったわけではないと思います。確かに小野さんの歌う「さよならの言葉」のこのライブは神がかっていて八神さんのスタジオ盤よりも勝っています。でもレコード化されたスタジオ盤では逆です。八神さんの歌唱力と作詞作曲力は秀逸です。だから同時期に天才的なアーティストが誕生したことは奇跡に等しいと思います。八神さんの歌声は今でもCDで聴けますが小野さんのライブ音源は貴重なのでとてもありがたいです。カップリングの「きまぐれでいいのに」含め、小野さんは日本のキャロルキングではないか?と思うくらい素晴らしい曲を残してくださいました。おそらくコード進行的にもミニーリパートンのLovin' You の影響が大きいとは思いますが、この類まれなる3拍子の名曲の映像と音が永遠に残ることを希望いたします。
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