高千穂郷・椎葉山地域(宮崎県高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、諸塚村、椎葉村)は2015年に世界農業遺産に認定されました。
世代を超えて受け継がれてきた農林業システムと伝統文化、そして、この厳しい中山間地域においてそれらを受け継いできた人と人とのつながりが世界に評価されました。
高千穂郷・椎葉山地域に住む私達にとっては日々の「当たり前」の暮らしが世界に認められています。
しかし、そのような明るいニュースがある一方で、本地域において人口減少や少子高齢化に伴い、農家の後継者や農地の維持管理などが課題となってきているのも現実です。農業以外の分野でも学校の統廃合や地域コミュニティの維持も大きな課題となってきています。
私たちが住む環境は日々変化しています。
世界農業遺産に認められた資源を未来につなげるためには、農林業や伝統文化も含め、役所、会社、団体、そして人々の暮らしやつながりなど、あらゆるものも変化していかねばなりません。
しかしその資源を受け継いでいくうえでは、絶対に変化してはいけないものもあります。
この動画は、世界農業遺産に認定された高千穂郷・椎葉山地域について、ひとりひとりが今の現状に目を向け、未来について考えるきっかけにしたいという想いで制作しました。
いま、ひとりひとりが考えるときです。
変えなければならいものは何か、
そして、変えてはいけないものは何か。
制作:総合地球環境学研究所
制作協力:NHKエデュケーショナル
© 2017 世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域活性化協議会
この動画の著作権、及びすべての権利は世界農業遺産高千穂郷・椎葉山地域活性化協議会に帰属します。無断での転用や複製を禁じます。
(動画で撮影されている線路は、すでに廃線となっている線路で許可を得て撮影しています)
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