阪神大震災の犠牲者の鎮魂と街の発展への願いを込めた光の祭典「神戸ルミナリエ」が8日夜、神戸市中央区の旧外国人居留地と東遊園地で開幕した。約40万個の発光ダイオード(LED)電球が使用され、神戸の冬の夜空を華やかに照らした。17日までの10日間で、昨年並みの約325万人の来場が見込まれる。
ルミナリエは震災が起きた平成7年に始まった。点灯式では、来場者が震災犠牲者の冥福を祈り黙祷(もくとう)。午後6時に点灯されるとアーチ状の電飾の作品群(全長約270メートル)が浮かびあがり、小雨が降りしきる中で駆けつけた大勢の来場者が歓声をあげた。
毎年来ているという同市兵庫区の無職、小山邦輔さん(86)は「地震が起きたころの思い出が蘇ってくる。当時は本当に大変だったが、ルミナリエの光に励まされた」と話していた。
Негізгі бет 神戸ルミナリエ開幕
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