YONEX opend The Legends' Vision in TOKYO.
私の青春、学生の頃に何度も憧れ、尊敬し、見続けてきたリーチョンウェイが引退しました。
オリンピックや世界選手権といったビッグタイトルは獲得できなかった彼ですが、彼を見ていると本当にいつかどんな逆境も乗り越えて優勝してしまうのではないかと何度も思わせてくれました。
結果は東京オリンピックには出場せずに引退という形でしたが、彼が繰り広げてくれた試合はいつもパワーとスピードに溢れ、夢はいくつ破れても立ち上がるその姿が私たちを魅了してくれました。彼の不屈の精神は本当に尊敬しています。
時にはライバルたちに勝てず思うように結果を残せない日々が続き、時には薬物陽性反応を起こしドーピング疑惑により一時戦線離脱を余儀なくされファンを失望させたことも。(実はこれ、当時から闘病生活をしていたという噂もあり、闘病による大会欠場を拒み、ひそかに薬物による治療を受けそれが陽性反応を招いたという説もある。)さらには次々と出る各国からの優秀な若手、ハードワークによる故障、病気。彼の故郷マレーシアの若手を主とした選手の実力不足の重圧による心労。バドミントンからいくつもの試練を与えられ続けたリーチョンウェイ。そんな状況下でも何度でも立ち上がり、血が滲むほどの努力でいくつもの試練を乗り越えてきた彼の闘志は「今、自分は彼のように戦えているのか?」と、私をいつも勇気づけてくれました。
彼の闘志は多民族国家であるマレーシアを一つにしたという偉業を成し遂げました。国内だけで3人種もあるマレーシアが宗教や言語の壁を越えて彼のオリンピックの活躍を応援したそうです。
そんな彼ももう引退。いつまでも見続けていたかった。これが私の正直な気持ちです。2018年には癌が発覚し、ここまで頑張ってきた彼もそろそろ引退するんじゃないかと何度もひやひやしました。そういったとき自分は必ず復帰してビッグタイトル獲得を成し遂げようやくその偉大な歴史に幕を下ろすんだと妄想し続けていました。
夢は叶わずに終わりました。何事にも必ず終わりは起きます。引退試合で偉業の60得点を獲得したコービーブライアントも。50代まで現役でいたいと言っていたイチローにも。そしてリーチョンウェイにも。スポーツの認知度は低いですが、他のスポーツ選手に引きを取らず、彼は本当によく戦ってくれたと思います。バドミントンにとどまらず、スポーツ界のレジェンドだと信じています。
苦難連続の競技人生であった彼は、バドミントンにいくつもの試練を与えられていましたが、彼自身はいつもバドミントンを見放さず本当に愛してたと思います。その証拠に彼が引退記者会見で残した涙と言葉は本当に胸に突き刺さります。
www.badspi.jp/201906141500/
次の世代に未来を託したリーチョンウェイ。私が言うのもおこがましいですが、まずは、その心身の疲れを癒して、そしてできるだけ長く、これからのバドミントンを見守ってほしいと思います。
本当にお疲れ様でした。そして本当にありがとう、リーチョンウェイ。
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This highlight is awesome! Thank you so much!!!!!
Негізгі бет 【神】The Legends' Vision Japan YONEX Lee chong wei VS Lin Dan【バドミントン】
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