市松人形氏 藤村光環(ふじむら こうかん)さん
「市松人形」は江戸時代に活躍した人気歌舞伎役者「佐野川市松(さのがわいちまつ)」に由来していると言われております。江戸時代の中期ごろには、庶民の間でも衣装を着せ替えたり、抱き人形として親しまれるようになりました。
動画では74工程の一番はじめ、桐塑で人形の土台の部分を作る所が撮影されています「桐塑(とうそ)は、桐の大鋸屑(おがくず)に正麩糊(しょうふのり)を混ぜて作った粘土です。」抜き取ったものは5日乾燥させて、市松人形の土台となります。
さらに詳しい作業工程の動画は、こちらからご覧いただけます。
• 市松人形作り/ Making Ichimat...
名 前:藤村 光環
工芸品:市松人形
住 所:墨田区本所3-28-2
略 歴:昭和28年 東京墨田区生まれ
人形師光龍斎 滝沢豊太郎氏の流れをくむ父 初代藤村紫雲に16歳にて師事。
昭和55年 第一次、昭和58年第二次東京都伝統工芸訪中団として訪中。
昭和58年 米国 シアトル・シカゴにて製作実演。シアトル市より名誉市民授与
同 年 銀座松屋 初個展開催。(以後毎年恒例)
昭和60年東 アメリカンクラブ個展。札幌東急美術サロン個展。
昭和62年あかね書房【人形作り】出版。
昭和63年ソ連ゴルバチョフ大統領に市松人形一対献上。
平成 元年 池袋西武 三人展
平成 2年 パリ装飾美術館に創作人形・市松人形永久保存。パリ シラク市長に市松人形献上。
同 年 パリ市・トゥールーズ市にて大使館主催 日本紹介週間に参加。
同 年 ニューヨーク市・フォートリー市にて製作実演。(感謝状授与)
平成 3年 パリ装飾美術館【世界の人形展】出品。
平成 5年 名古屋名鉄アートサロン個展。(恒例)
平成 6年 ニューヨーク CAST IRON GALLERY 三人展。
平成 8年 札幌丸井今井 美術画廊 二人展(恒例)
平成 9年 銀座松屋 画廊 個展 (恒例)
平成12年 東京都墨田区登録無形文化財保持者認定
同 年 札幌コンチネンタルギャラリー グループ展
平成13年 金沢名鉄 画廊 個展
平成14年 東京都知事賞・優秀技能賞 受賞
同 年 名古屋ノリタケギャラリー 個展
同 年 イタリア チェルタルド市 7人展
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墨田区伝統工芸保存会
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