1年で最も寒い時期の1月24日、濃尾地方は7年ぶりの大雪に見舞われました。
自宅の庭でも20cm以上の積雪となり、吹き溜まりでは30cmを超えたところも出た位です。
そこで、雪の上がった翌25日、いつもの揖斐川へ出掛けると、辺り一面、銀世界です。
私は、雪が降ると、子供の様に心が躍り、釣りに出かけたくなるのです。
ポイントに着き、水温を測ると意外に7度もあります。
10日前は4度しか無かったのに、降雪後の方が高くなっています。
しかし、水中カメラで様子を見ると、中々獲物が現れません。
結局、この日はアタリ無く終了…
1日置いて27日は、水温が5度まで下がっていました。
しかし、水中カメラを入れると、早速獲物が姿を現しました。
そして、最初のエサ交換後、40分ほど過ぎた後、待望のアタリが襲ってきました…
獲物は、一気に60mもラインを引き出し、竿を立てると重々しい手応えが返ってきました。
とても、真冬の水温5度の獲物には思えません…
思わず、90cmオーバーか?と、叫んでしまいました。
10分近いファイトの末、やっと取り込んだ獲物は、体高のある83cmの見事な大鯉でした。
今までに言われてきたセオリーでは、最も釣れない時期の最も釣れないタイミングですが、警戒心の少ないポイントでは、悪条件に関わらず釣れるという事が、これで又証明できたと思います。
寒鯉釣りの季節も残り1か月余りとなりました。
最後まで、このポイントを見届けたいと思います。
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