#myrodereel2020
理子奈(17/22)/秋葉七海
被災地に生まれ、父を失う。のちに写真家となる。
浩志(50/55)/入江崇史
元戦場カメラマン。動物的な感が鋭い。理子奈にカメラを授ける。
父、娘
あらすじ
被災地に生まれ育った理子奈は、幼くして(7、8歳頃に)父を失っていた。高校生となり東京の親戚に預けられるが、被災した負い目からか学校のクラスにあまり馴染めない。自撮りでInstagramに投稿し、被災地にいる元クラスメートと繋がっていた。
理子奈が渋谷の109前フルーツパーラーあたりで自撮りしていると、不意に(写真家と名乗る)男にポストカードを渡される。元戦場カメラマンの浩志だった。湾岸戦争(1990年)からイラク戦争(2003年)まで戦場で活動をしていた。その後はスタジオで人物写真を撮りながら食いつないで、東日本の震災後は、被災地の家族を追っていた。動物的な勘が鋭く、職業柄、観察力に長けている。浩志は理子奈が持っていた「なにかを喪失した暗さ」を感じたのだった。
少し怪訝な面持ちの理子奈。ポストカードには「被災地の家族展」とある。興味を示した理子奈は、写真展に行くことにした。
浩志の撮影した写真は、津波で流されて無くなった家の跡地に立つ家族、原発事故で避難しなければならない家に立つ家族の写真だった。理子奈は、撮るべきは自分ではなく、人(他者)にあり、そこに自分との接点があると気がつくのだった。浩志は愛機(サブ機)だったカメラを渡して写真を撮ることを勧めてみた。
それから5年後、浩志と同じギャラリーで、理子奈は家族の写真展を開いていた。失った「父母」や「家族」の面影を撮影し、人と繋がることによって、理子奈は明るい未来を手にしたのだった。
いわさきたかまさtwitter
( / iwasakitakamasa)
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(takamasaiwasaki...)
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Негізгі бет 「simulacrum」My RØDE Reel 2020
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