スコポス理論とは……
目標テクストの目的、つまり翻訳が何のために使われるのかに焦点を当てるのが、機能主義的アプローチと呼ばれるものです。つまり、翻訳の方法は、その翻訳がどのようなコミュニケーション目的で使われるのかによって定まるという考え方です。その主要な提唱者だったフェアメーア/フェルメールは「目標」、「意図された機能」という意味のギリシャ語「スコポス(Skopos)」という言葉を用い、このアプローチを「スコポス理論」と呼びました。1970年代終わりから1980年代にかけて主にドイツ語圏で発展した理論です。
* 鳥飼玖美子・編著『よくわかる翻訳通訳学』(ミネルヴァ書房、2013年)122ページより引用
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Негізгі бет スコポス理論から考える良い字幕翻訳とは(ラジオ:字幕の現場論/2024年6月26日)
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