1980年代の仙台は、スパイクタイヤによる粉塵公害で 「仙台砂漠」 と呼ばれていた。
1987年2月撮影のこの動画は、仙台市役所前の勾当台通でのスパイクタイヤ調査映像。
なお、仙台市(営)地下鉄南北線の工事のため、勾当台公園は一部閉鎖中。
この「仙台砂漠」の状況を憂えた市民が、仙台の冬に彩りを与えようと「SENDAI光のページェント」を1986年から始めた。
1985年12月に宮城県が全国初のスパイクタイヤ対策条例を制定したのを皮切りに「仙台砂漠」が解決の方向に向かい始めた(円高不況期)。
日本でバブル景気期(1986年12月~1991年2月)が始まると、仙台にも影響が始まり、1987年にはNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」放送に伴う『政宗ブーム』によって空前の観光客がドーッと押し寄せた。
1987年7月15日に東北初の仙台市地下鉄南北線が開業、仙台港での未来の東北博覧会(1987年7月18日〜9月28日)の開催、その他にも政宗没後350年関連事業(「瑞鳳殿」再建、「仙台・青葉まつり」再開、「仙台市博物館」新築)等々が重なり、スパイクタイヤの粉塵被害を圧倒的に乗り越える好景気と人の流入が仙台で起きた。
Негізгі бет Автокөліктер мен көлік құралдары スパイクタイヤ 1987年2月 仙台
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