1,シートベンドについて
(1-1)「シートベンドで簡易ハーネスを作る方法」の普及は心配です。10センチに満たない墜落ならともかく、メートルのオーダーの墜落では、肋骨や頸椎に大きなダメージを受けてしまうからです。なので、その(120cmスリングをシートベンドで結んで作った簡易チェストハーネスの)使用は控えた方が良いと考えています。レッグループのある簡易ハーネスの作り方は以下です 。
timtam.net/scr.html#kah
(1-2)ベンドとは「つなぐ」という意味です。2本のロープをブーリンのやり方でつなぐ結びが本来のシートベンドです。
2,クラシックな方法(オーバーハンドノットとカラビナ巻き付け)について
(2-1)クラシックな方法は簡単でわかりやすいので、その使用を推奨します。
(2-2)「リング過重の強度低下の相殺」について補足説明します。長さを調節したスリングが固定分散支点の構築のために使われた場合、固定分散で加重が分散されて小さくなるので、リング加重の強度低下はそれに相殺されるか無視出来るほどの大きさになります。
(2-3)長さを調節したスリングが単独で使わる場合には強度低下は無視出来ません。最大3分の1になるという測定結果を聞いています。でも、3分の1になったとしても7KN(約700Kg重)以上あります。
3,120cmスリングについて
(3-1) 120cmスリングでその長さを調節する方法はオポジションのセット(以下)に使えます。
timtam.air-nifty.com/timtam/20...
(3-2) 120cmスリングでその長さを調節する方法は60cmと40cmの間で長さが調整出来ます(60cmスリングなら30cmと20cmの間で長さが調整出来ます)。クラシックな方法に比べて調整幅が小さいですがミリ単位で調整出来ます。
(3-3)120cmスリングを1本しか持っていない場合は、それは流動分散を作るのに使うのが優先と考えます。2本持っていても、次のビッチのために使わずに待機しておくのがよいです(60cmで代用出来るとして)。
(3-4)動画にあるガースヒッチによる長さ調整はガースヒッチの強度低下をわかって使って下さい。
Негізгі бет Тәжірибелік нұсқаулар және стиль スリングの長さ調節(シートベンドなど)
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