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「た」のルーツは室町時代【た4】#92
Күн бұрын
「た」のルーツは室町時代【た4】#92
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ゆる言語学ラジオ
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Пікірлер: 344
@yurugengo
2 жыл бұрын
【サポーターコミュニティへの加入はこちらから!】 yurugengo.com/support 【参考文献のリンク】 ○日本語のシンタクスと意味(第二巻) amzn.to/3f84Bx5 ○文法と意味I amzn.to/3zHXNzC 先行研究を調査する上で参考にした本。タ形の意味の列挙はほとんどこちらが元になっている。決して初学者向けの本とは言えませんが、日本語文法を腰を据えて勉強してみたい方にはおすすめ。この2冊は色んな論文や本で目にします。 ○基礎日本語文法・改訂版 amzn.to/3zJTcNu 大学の時に使っていた日本語文法の教科書。教科書なので読み物として面白いというわけではないが、平易な言葉遣いで日本語文法の全体観が把握できる。 ○時・否定の取り立て amzn.to/3JWJqMK 金水敏先生によるタの説明を調べる際に用いた。 ○日本語学と通言語的研究の対話 テンス・アスペクト・ムード研究を通して○ amzn.to/3JYB5YU 定延利之先生によるタ論。タとはミラティブ(発見)だ、という自説を展開。研究の発表パートと、世界の諸言語を幅広く研究するロシアの言語学者・マルチュコフ先生との対話パートという構成の本。マルチュコフ先生の鋭い質問が面白い。 ○日本語のテンス・アスペクト研究を問い直す 第2巻 「した」「している」の世界 amzn.to/31KaZHT タ、テイルに関する論文を集めたオムニバス。「タってそもそも活用形の一つなの? それとも、助詞?」「東北方言ではタ以外にもケというテンス形式があるよ」「情報を得たときにそれが頭に定着するまでの速度とタの関係」など、タに興味を持った方にはたまらない論文がいっぱい。 ○「た」の言語学 amzn.to/3tuxpZh 日本語以外に、ロシア語、中国語、ベトナム語、韓国語の過去時制、完了形を考察。対照研究を通じて日本語のタの本質に迫る。 ○時間と言語を考える 「時制」とはなにか amzn.to/3ndBaOO タに限らず、英語の完了形や未来時制などの事例を取り上げながら、言語から見える時間意識に迫った一冊。「タを深掘りしたいというよりは時制、時間とは何かを勉強してみたい」という方にはこちらをおすすめしたい。 ○日本語と時間 〈時の文法〉をたどる amzn.to/3qfVz7L 日本文学研究者であり詩人でもある藤井貞和先生による日本語時制論。古典文法の時制体系を概観し、タの本質に迫る。 ○認知言語学の大冒険 amzn.to/3zJZ9tE 難解と言われる認知言語学を、図や例えをふんだんに盛り込んでわかりやすく解説した良書。 論文 ○ムードの「た」の過去性(定延利之) ○タ形の意味を考える ──日本語学習者の運用能力に貢献する文法研究──(山本雅子)
@user-jw2uu2ce3u
2 жыл бұрын
「ご注文は以上でよろしかったでしょうか」がどんどんよろしく聞こえてきた。次の放送が楽しみです。
@tatake8932
2 жыл бұрын
全く同じこと考えてました笑
@user-hs1sk3lm4o
2 жыл бұрын
ここまで追い詰めた末の「このラジオは、一介の言語オタクがゆるく楽しく言語の面白さを語るラジオです」に声出して笑った 謙虚がすぎる
@ktomi1524
2 жыл бұрын
「た」が本質が確認、というのが一番しっくりきました。 買ってきてと頼んでいたお土産を貰った時は「ありがとうございました」と言えるけど 特に前振りなくお土産を貰った時に「ありがとうございました」だとちょっと不自然に感じるのは 前者が「(お土産を買ってくるという)動作が確認された」ニュアンスがあるからなのかも、と思いました。
@yuri-ei2wf
2 жыл бұрын
この例え話わかりやすいですね!
@user-cl1qv4cu3s
2 жыл бұрын
最後ラスボスみたいにでてきた先生が今受けてる入門科目の講師で笑った
@バナナバナナ-o3t
2 жыл бұрын
テロップ無しで話についていく堀元さんすごいわ。
@kuroni69
2 жыл бұрын
外部メモリであるホワイトボードに頼らず、あくまでワーキングメモリを酷使するスタイル、すき
@moonlightgecko5529
2 жыл бұрын
台本なしで秒で冷房のメタファーの話題を出す堀本さん。とんだ化け物やな。
@koi506
2 жыл бұрын
最後の堀元発言で凄まじさが伝わってくる。 視聴者は一回を繰り返し見ながら咀嚼して次回を見るけど、連続収録だから 堀元さんは水野さんから息つく間もなく理論ミサイルを着弾されて、理解して反応し構成も考えて纏める。 お疲れ様です。ゆるコンで逆襲してください。
@yamonton_9945
2 жыл бұрын
???「というわけで本日の内容終わりですありがとうございました」
@ruthszk9701
2 жыл бұрын
「図入れるとわかりやすいし…」と言いつつ後ろのホワイトボードを一切使わず、わかりやすいテロップ入れてくれるゆる言語学ラジオ、好き
@soumoukukki100
2 жыл бұрын
人が抽象概念をメタファーで理解しているというくだりで福田先生回を思い出した 時間を量として捉える言語と長さとして捉える言語とで実験結果が違う話
@user-wh5kx7se2k
2 жыл бұрын
あー、その回で水野さんが何か言いたそうにしてたけど(「た」の動画の内容だからって)言うのやめてたのは、この話だったのかな
@user-zs1bb9dq8n
2 жыл бұрын
見てて(ん?…んん?)ってなったときは堀元さんが必ず突っ込んでくれるから難しい回でも安心感がある。 そして逆に(それはわかるやろ…)みたいなしょうもない質問は無いからストレスがたまらないんだよなあ。 知的好奇心を刺激してくれるホントいいコンテンツだわ。
@hijc839
2 жыл бұрын
ゆる言語は大好きです。(69歳)ところで北海道では「おはようございました」と言いますが、敬語だと地元の人に教わりました。また、近所のおじさんは「田宮でした」と言って我が家に来ました。山形出身の方でした。(お婿さん)
@user-ti5hk8zp7i
2 жыл бұрын
溝越説面白いですね。「うちの猫見なかった?」と確認する場合は「た」になりますし「いいや、見てないなあ」と返答する場合は「た」が抜けますね。
@hmtsite
2 жыл бұрын
見なかったなぁって言う時も見てないという確認をしているのかも
@user-xc6qx3py2x
2 жыл бұрын
時制の一致とも取れますか?
@hirahira5824
2 жыл бұрын
「見てない」は、「見」+「た」+「ない」において「た」を「て」に活用した形なんじゃないですかね?
@user-dw8tt1jn1q
2 жыл бұрын
確かに「見たよ」は普通に「た」使うもんな
@TAKOYAGl
2 жыл бұрын
たの本質が確認だという溝越・山本説が一番腑に落ちました。 尾上先生が意味的な過去・完了を本質に位置付けてるのに対して、 「気分」に置いた確認が本質だって部分が、一歩踏み込んでる気がして違った面白さがありました。 途中出てきた要求について、ふと命令との違いを考えると、 命令は「座る、座る」「座れ、座れ」と、こちらが相手がこれからする動作の決定を明確に指示してるのに対して、 要求は「座った、座った」と、相手の決定をすっ飛ばして確定させてる部分が、 溝越・山本先生が言うような確認「発話者の中で定位した認識を、相手にも同意するよう要求してる」 ってことなのかもと思いました。 メスガキに「だから謝ったじゃん❤️もう許した❤️許した❤️」と言われたら、 僕はメスガキの定位に同意することになる、命令を受けたわけではなく許したのはあくまで僕自身になるんだなあと 心で思いました。
@user-bi9ug5yy8y
2 жыл бұрын
確かに「明日晴れたなら遊びに行こう」と「明日晴れるなら遊びに行こう」では前者の方が晴れる確度が高い気がしますね これも話し手にとって晴れることを予期してるからと言えそうですね
@user-sk8gs6dq7q
2 жыл бұрын
気づいたら、もう92回かー。100回まで待ったなしだし、何度もみてる回(象鼻、助数詞)もあるから、すごい回数このチャンネルをヘビーリピートしてる
@user-xq6es5vk9s
2 жыл бұрын
この動画は、私の「後ろのホワイトボード使え」再生リストに登録されました。
@woo-oody
2 жыл бұрын
想定してる視聴者のワーキングメモリがでかすぎる 「逆ビジネス書」ですね
@user-ij9fh3ts6g
2 жыл бұрын
ビジネス書スキーマの汎用性えぐい笑
@ガ二メデ-d9c
2 жыл бұрын
「おばんでした」は夜の挨拶ですね。なんなら電話での「はい、水野でした」は北海道全域で使われていると思います。ただ、両者ともシニア世代の言葉で若い世代は使いません。 「よろしかったでしょうか」も「た」の誤用ではないかという話がありましたが、これもまた確認の本質から現れた「た」なのでしょうかね。
@春秋-s7k
2 жыл бұрын
これは「よろしかったでしょうか」警察への反論に使えますね笑
@user-xp2mx4rh9r
2 жыл бұрын
溝越先生の「た」の本質は”確認”が凄くそれっぽくて好き
@WTF-rl1uf
2 жыл бұрын
解説する文章にも必ず「た」が出でくるの面白い
@チキン南蛮-r4p
2 жыл бұрын
尾上先生の6分類 テンス ①過去 アスペクト②完了③単なる状態 モダリティ④確言⑤想起⑥要求 ★尾上先生の本質論(2つ) ①過去(テンス)→→→→回想→想起(モダリティ) ②完了(アスペクト)→→確認→確言(モダリティ) ル形 タ形 問わないため例外:要求(モダリティ) ★溝越先生の本質論(1つ) ①確認(モダリティ)→完了(アスペクト) ↳過去(テンス) ↳反実仮想(モダリティ) ↳その他の意味 話者の脳内で、その出来事が完了している状態 =話者の脳内の前提 =話者の主観・捉え方(モダリティ)が本質 ★山本先生の本質論 日本語母語話者は「た」の使い方(あるいは時間の流れ)を 起点→→経路→→到達点スキームで理解している =話者の主観・捉え方(モダリティ)が本質 =溝越先生の結論と一致 個人的まとめ 結局テンスやアスペクトといった文法事項も 元を正せば全て話し手(つまりは人間)の主観的な捉え方 =モダリティで説明できるってコト!?
@kotokoto8362
2 жыл бұрын
失礼致します。 山本先生の仰る、スキームによる「た」の理解が良くわかりません… スキーム論自体は理解できたのですが、「た」とのつながりがわかりません。 もし宜しければ、ご教示頂けますと嬉しいです😂
@sabiko410
2 жыл бұрын
水野さん、黙る。を優しくいうとなんか次回予告みたい
@飼ってるキッテル食ってる
2 жыл бұрын
今回は特に面白かったー そして視聴者の代弁→35:40
@user-gh2wo4ld6s
2 жыл бұрын
今回の情報量ちょうどいい 複数の説を噛み砕いて提供してくれるの本当にありがたい
@蘇州る
2 жыл бұрын
確認の「た」って、飲食店でオーダー取るときに気になる「以上でよろしかったでしょうか」の「た」なのか
@しゃろん-t3p
2 жыл бұрын
あの違和感半端ないけど妙に否定できない言葉遣いは本質をついていたかもしれないってこと!?
@aganana
2 жыл бұрын
このコメント鳥肌立った
@hibaryllis
2 жыл бұрын
よろしいかどうかはこれから伝えるのに、ウェイター側がよろしいのを確定したものとしているようで客は不快に感じるって解釈でいいのかな? 「返答はわかってるけど」って態度が透けて見えて、相手に確認を求める言葉として失礼な響きがあるのかも
@sasa_dice
2 жыл бұрын
それに対して「大丈夫です」と応える時、店員さんの復唱を何も確認してないのを含めてめちゃくちゃしっくり来た。仕事で「先日お送りした資料で内容は宜しかったらですか?」と聞かれてて、問題なければ「大丈夫でしたよ」で自然な気がしますね。
@user-tt4jl7pg6q
2 жыл бұрын
すごい、ここのコメ欄を見ることで今回の話がさらに理解できた、、ここの学徒優秀…
@tork1a11e
2 жыл бұрын
堀元さんのワーキングメモリが私よりちょっと大きいくらいな気がして丁度いい。 私が置いてかれた時に必ず確認してくれるから、いい感じについていける。
@J_CHICKEN137
2 жыл бұрын
「た」の用法を整理した回を見て、完璧に理解したと思った自分が途方もなく間違っていたことはよくわかりました
@hxhdiidid
2 жыл бұрын
5:30 たしかに、「次回。クララ、立つ」っていうアニメの予告があったら、「クララに『立て』と要求する」ではなくて「クララが立つんだな」と思うよね。良い例かはわからない。
@shinonome-seijuro
2 жыл бұрын
何となく後2・3回たが続きそうだけど… たの最終回のエンディングに謎外国人が現れて「Mr.ホリモート、たの使い方は理解したよ、でももっと解らない事があってね…」と言い出して、「る」が始まったりしそう
@throughmaker00
2 жыл бұрын
もう全部「過去」で説明できるんじゃないかと思っていたのが、いや全部「完了」で説明できるな、と思い直した矢先に、全て「過去」で説明できるという人が現れた、と聞いて次回が楽しみになりました。
@user-gc6ln4jr8k
2 жыл бұрын
複雑なものを複雑なまま理解するということは凄く疲れるけど楽しいですね
@user-bl8tg3rr3c
2 жыл бұрын
なんというかあれですよね〜、神聖ローマ帝国さんって反デカルト主義者ですよね〜
@tukiyo_ch
2 жыл бұрын
「た」は例外はあれど、「確認」である程度まとめられそうだな……とか思っていたら今回の内容でテンションあがってたら「全部過去です」とかラスボスが出てきてひっくり返った。
@user-gx7ht8bl6j
2 жыл бұрын
堀元さんの言っていた「具体例を出されないとイメージができない」という、 ブルーバックス的な物理現象の理解に対して、 物理の専門家として、この動画の本質とはまったく違う内容になってしまいますが、 勝手に述べさせていただきます。 大学に入学するまでは、ほぼ全員が、言語を用いて物理を理解しているのですが、 物理を専門に研究するためには、数式で理解ができなければなりません。 「うだうだ言ってないで数式を出せ」と思うのが専門家です。 そこからちょっと話が飛びますが、 私は「現実は言語では説明できない」と考えていて、 「言語で説明できるのは、あくまでも脳内のイメージでしかない」と思っています。 「現実」というものは「数式」に従って振舞っており、 それを人間の脳でイメージしたものが「言語」で表現されているということです。 つまり「言語で正確に表現する」という文は自己矛盾を含んでいて、 「言語による正確な表現などできるわけがない」と考えています。 そういう意味で、「言語」によって表現されるものは、 どこまで行ってもイメージでしかないので、 そのイメージを固めるために具体例が必要になるということなのでしょう。 「言語で理解する」ということがどういうことなのか、ということは、 個人的に、多くの人に知っておいて欲しいと思っています。
@dieginjoe8730
2 жыл бұрын
え?これは「物理」の話なん?「現実」の話なん?
@数多の雪
2 жыл бұрын
あー面白いなそれ。ソクラテスが言語のことを事象の贋作みたいに言ってたのもそれだね。犬の鳴き声を「ワン!」にして近づけてるように、言語はあくまで近づけて表現することしかできない。
@user-gx7ht8bl6j
2 жыл бұрын
@@dieginjoe8730 私の認識では、 「数学」という道具(論理)を「現実」に適応したものが「物理」なので、 ほぼ「物理=現実」としてもよいと考えています。
@dieginjoe8730
2 жыл бұрын
@@user-gx7ht8bl6j なるほど!素晴らしい心意気ですね!嫌いじゃないです。 世が世ならタレスとかヘラクレイトスと列せられる偉人ですね。
@user-by7xc9sr5z
2 жыл бұрын
ワーキングメモリオーバーフロー民が続出してると思うので、コメント欄にメタファーの天才が現れることを待望します
@user-xm8xo6xr6m
2 жыл бұрын
毎回、知的好奇心を刺激されて(引っ搔き回されて)興味深いです。次回も楽しみです。
@gensho7120
2 жыл бұрын
動画は30~40分だけどワーキングメモリーで考えると倍以上の時間分を消費してような感じ。で、そこがいい。巻き戻して見直したくなる動画じゃなくて、巻き戻して2度3度聞き直したくなる or 考え直したくなる動画ですよねぇ。こんな動画今までなかったです。「泣きたいほど」嬉しいです!!
@kchukai8162
2 жыл бұрын
抽象概念の話、電気のこと勉強した時に水路に例えられて説明されてめちゃめちゃ納得したの思い出した。
@byATARUI
2 жыл бұрын
溝越説の要求の「た」、 「もう相手が買ったという状況を頭の中で定位している」は個人的には凄くしっくり来ました。 なんだったら、客として言われている立場でもそんな感覚があったので。 堀元さんにはズルいと言われてしまったけど笑
@user-hq3zr1uy3t
2 жыл бұрын
18:57 中学理科で電流、電圧を学習するときに水の流れと水の高さを例えに使うのと同じですね
@user-lw2fm5sj5k
2 жыл бұрын
ちょっと自慢して良いですか?実は昔、生Lakoff先生の講義を受けたことがあります。 と言っても、1日だけですが… 当時私はオレゴン大学言語学科の大学院生だったのですが、UCバークレーからうちの大学を訪れてたときに一日だけ特別授業を設けてくださって、内容は正に今回取り上げてたことを中心に話され、深く興味を引かれたことを思い出しました。
@なりなりなりこ
2 жыл бұрын
動画視聴後、山形の姑から 山形でした〜 と電話がかかってきたので、笑ってしまった
@sari-cc9eq
2 жыл бұрын
「のこったのこった」を行司の確認と考えたらすごく納得いくなー✨
@hijc839
2 жыл бұрын
(これで勝負が終わるか⁈)……残った‼
@planosartisticos6187
2 жыл бұрын
北海道で「おばんでございました」を以前書き込んだ者です。少なくとも小樽では普通に使われていましたが、札幌辺りは東京方言の影響でほとんど言わないかも知れませんね。 警察が停まっている車の窓をノックして「すいません、警察でしたー」と言いますが、ニュアンスとしては「確認」ですねえ。「実は警察なんですよ、それを前提にノックしているんですよ」みたいな。 北海道新聞の集金人さんは「道新でしたー」。これも確かに「確認」。「新聞屋なのでピンポン押しました、これから集金の話をすると心してください」。 挨拶の「〇〇でした」はしかしこれでは説明できませんね。確認→過去→婉曲かなあ。少し引いたニュアンスがありますので…
@user-ud7bo4rh9s
2 жыл бұрын
心的距離感を時系列で表すこともありますよね。 挨拶の『◯◯でしたー』は、さほど親しくない相手には過去形の言い回しになるパターンの一例かも知れませんね。
@user-it5qj4zo6k
2 жыл бұрын
おもしろいです。僕は鳥取県東部地方の出身ですが、「こんばんは」を「ばんなりました」といいます。恐らく、晩になりましたって意味だと思います。 他の地方にも似たような表現の方言があって面白いなと思いました。
@user-qq6cm9hu5q
2 жыл бұрын
起点経路到達点のスキーマが死ぬほどわかりやすくて面白かったです 人間が抽象的なものを理解するのにメタファーが必要というのも頭の中でフワッと起こっていた現象が言語化されてて良いです
@nanaki1006
2 жыл бұрын
自分はアニミズムが潜んでる気がします。 「た」を使わないときはそれが動いていて(非生物でも妖怪のように)、「た」は確定状態
@yottan_nottan
2 жыл бұрын
妻がエアコンの設定温度をめちゃくちゃ下げるたり上げたりするのがとても人間的な行動だと理解できた。
@moganosakana
2 жыл бұрын
勝手に「振り返り」が共通するなあと思っていたので、2番めの溝越先生の「確認」がしっくり来ました。現在の各方言に残ってるのもいいし、人間の認知の中の世界をベースにしているのもお気に入りです。
@powder-tv3xn
2 жыл бұрын
個人的に「できた!」の「た」が「ヨシッ!」という確認だというイメージで腑に落ちました。
@tomozosakura3375
2 жыл бұрын
「たら」には「仮定条件」以外に「確定条件」の用法もありますが、今回の話を聞いてしっくり来ました。「山田さんが来たら、会議を始めましょう」は、山田さんが必ず来ることが前提としてあって、それが確定(実現)することを条件にしていますが、これはまさしく溝越先生の「話し手の意識の中では確定されている出来事」ですね。
@pomeranodon
2 жыл бұрын
起点経路到達点スキーマでの「た」の説明がどうしても分からなくて元論文を流し読みしてきたんですが、多分水野さんの説明が間違ってます…! まず過去の場合は、「今,ココの視座」が起点で「対象事態の実在」が到達点と書かれてます。 過去以外の場合は、「思考世界のなかで予期」するときが起点で、その「予期した事態の実在」が到達点らしいです(多分)。 たとえばA君に「テストで満点とったぜ!」と言われて、A君のテスト事情について今初めて考えを巡らせたただのクラスメイトの反応は「やるじゃん!」になるけど、A君のテストのことを前から考えてた塾の先生の反応は「やったじゃん!」になる感じだと思います。前者にとってA君の満点は今降って湧いたお話なので何のでもないけど、後者にとってはずっと考えてたことのになるから「た」が使われるのだ、ということみたいです。
@yurugengo
2 жыл бұрын
うお…豪快に誤読してました。失礼しました…。教えていただき、ありがとうございます!
@user-cv8lw3oo5l
2 жыл бұрын
「た」で終わるコメントを書かなくちゃいけないのかと思ってしまった。
@user-ud7bo4rh9s
2 жыл бұрын
楽しい!楽しい!! いつまでも聞いてられる😆 『た』最高!!
@濃いめの赤
2 жыл бұрын
学問と普段触れる事のない人とのインタープリター的な話大好きだから どんどん楽しく話せるニッチなこと聞きたい
@YADOTUBE
2 жыл бұрын
「退いた」「買った」は「退いて」「買って」の音象徴 行司の「残った」は「残っている」の訛り もともとは「た」ではない説
@moscowt
2 жыл бұрын
私は東北南部に住んでますが、『おつかれさまでした』みたいな感じで、相手に労いの言葉をかけるとき、『大変でした』ということがあります。
@別部穢麻呂
2 жыл бұрын
「おばんでした」は、札幌在住80歳の母は普通に使います。特に電話で使う印象があります。
@JackieMatthews610318
2 жыл бұрын
前回ぐらいから、何度も「古文だと…」を思い出してしまっていました。 き、けり、つ、ぬ、たり、り 全部「た」になっちゃってません? …と思ったら、その話に迫り始めた‼️😃 …?訳でも無いのか💦 スッゲー気になる💦 古文では き…直接過去 けり…伝聞過去 つ…完了 ぬ…完了 ↕︎違いは忘れた💦 たり、り…完了 と、意味も役割も複数あったのに⁉️ 英語の動詞活用語尾の歴史的簡略化と同じように方言や他言語との接触の中で「摩耗」して「た」だけに集約・簡略化されてしまったのか⁉️ …など、謎は深まるばかり💦
@nbtk193
2 жыл бұрын
メタファーによる認知は、簡単に錯覚しますね。 エアコンの暖房でも、東北だといきなり30°の強風ってやると室外機が凍結することがあります。 なので、新しめのリモコンだと暖房、適温+2°とかになってます。 エアコンの設定温度は火力やストーブの燃料のイメージですが、違うようです。
@AngryCoward
2 жыл бұрын
なんか文献を丁寧に参照するラーメンズのコントって感じがするのでラーメンズファンには刺さるだろうなあ(僕は言わずもがな)
@yy9596
2 жыл бұрын
お陰様で「た」を聞くと活用が気になるどころか「TA」の音で身体が反応するようになってしまいました(ビクンッ
@飛田龍人
2 жыл бұрын
18:31堀元さん「おぉ!あぁ!」が良かった()
@alice.in.wonderland4679
2 жыл бұрын
「た」シリーズのサムネが秀逸すぎて……動画を拝見する前から笑っております。
@user-bi9ug5yy8y
2 жыл бұрын
動画とは関係ないんですが、抽象概念の理解に例えがないと困るのという話で熱力学を思い出しました 例えば「熱は熱いところから冷たいところへしか流れない」という話はよく川の流れで説明されますしそこから仕事を取り出すことを川に置かれた水車で表現されるのですが、このような例え話が熱力学では多いなと感じていました また同時に上記文章の「冷たいところ」のことをシンクと表現されてるを見て、熱平衡で温度が下がる様子を熱が捨てられてると例えた上で水が捨てられる場所と関連付けて考えるという二重の比喩表現が使わていることに気づいて、如何に熱という目に見れないものの理解に人間が苦悩してきたかが垣間見えますね
@PoohSon
2 жыл бұрын
面白かったです。溝越彰先生の説を聞いて、昔に読んで影響を受けたカトリック神父様の本に書いてあったことを思い出しました。 日本語やヘブライ語には存在関係しかないが、ヨーロッパの言語の過去・現在・未来を持ち込もうとするからおかしな言葉になると指摘して、 「電車が来るから後ろへさがって下さい」はおかしく、「電車が来たから後ろへさがって下さい」が日本語だと言っています。 その本では、そこから聖書の「初めに言葉があった」という訳の批判につながっていくのですが・・・。 溝越先生の「頭の中で実現を予期している」ということは「存在関係に入った」ということと親和性があるように思います。 押田成人、『遠いまなざし』、(地湧社、1983)
@ユーら
2 жыл бұрын
このシリーズ過去一頭に入ってこない
@OneMeterNutz
2 жыл бұрын
わかる。複雑に捉えすぎてて「たしかに!」ってあんまりならない。
@nishinonaka8231
2 жыл бұрын
僕もです…
@gochuui1
2 жыл бұрын
「二乗してマイナスになる数を素数といい、iと書くんだよ」と教えられても どんな数か具体的にイメージできないけど、扱っている数を実数直線から 複素数平面上に拡張していて正の実数1を90度回転したものがi、もう一回転で-1、 もう一回転で-i、もう一回転で1に戻るんだよって言われると腑に落ちるようなもんか
@kgt838
2 жыл бұрын
6:12 柔和な笑みで「黙れ」って言ってるみたいで吹き出してしまった
@user-wq6ec7wo1z
2 жыл бұрын
ゆるじゃなくてガチ講義になってきた!(いいぞもっとやれ)
@ike3-pg
2 жыл бұрын
2、3回目が細分化されていってきつかったのですが(テンス、アスペクト、モダリティ未消化…)、またどんどん収束していって、テンション上がる〜!!
@yutori02
2 жыл бұрын
起点ー経路ー到達点も確認も、ただの想起であって、現実に起きる(た)到達点と一致するとは限らない=「た」は要求が可能、っていう理解をしました。興味深いです。
@ueda6890
2 жыл бұрын
概要欄に目次もあるので、整理しやすいですね!!
@user-ij9fh3ts6g
2 жыл бұрын
いやぁめちゃめちゃ面白いです! 存続・完了の「たり」が確認・過去の「た」になるルートも何となく理解できたかも。「花咲きたり」は動詞「咲く」の持つ時間の幅のうち、一番最後の《花びらが全開状態》を指すが、その状態を確認できているということは、「咲く」動作が既に過去に終了していることを表す、ということかなぁ。うまく言えんけど。
@0kw636
2 жыл бұрын
人間はメタファー大好きですよね 特に感じるのが非母語を使っているときで、スラングを文字通り捉えてしまって「急に話題変わったのか? 」と混乱することがよくあります しかもどちらかと言うと悪口の場合が多いので意味を理解できないとマズい状況もしばしば・・・ 逆に言えばスマートに悪口を使えるようになったらネイティブとの会話も弾むのだと思います あれ、なんかインテリな悪口を集めた本があったような・・・誰の本だったかな・・・
@hxhdiidid
2 жыл бұрын
11:34 ここの説明すごくしっくり来た。「城があった」って言われたら、(まあ過去のことだとは思うけど)アクセントによっては「城があった(として)」と聞くことも出来る。
@akkyiofdolphin
2 жыл бұрын
指揮法の基本は、放物運動と振り子運動、 ほかに風に舞う落ち葉の動きなどがあるのですが 物理現象に例えて、時間を切り取ってるんだなと、めっちゃ腑に落ちた
@はなもも-v6d
2 жыл бұрын
「た」の用法の方言差なんかも、調べてみると面白そう。 完了専用の表現(トル/チョル)を持つ、概ね中国四国以西の方言だと、「た」の完了用法は狭かったりしないだろうか・・・? 要求の「た」の拡張が著しい方言はあまり多くないと思うが、 高知県西部(幡多地方)の方言では、普通の命令形と同程度の出現率で、第二命令形のような状態になっています。
@jajathree9506
2 жыл бұрын
11:53 水野さんの説明に堀元さんの納得していない顔がわかる。 32:32 「た」のまとめ解説、解釈が多すぎてついていけない。 次回の「た」の解説も楽しみ。紹介された本高そうだが買いたくなる。
@motojiro
2 жыл бұрын
24:30 字幕で10の3乗を表す接頭辞が単位の後ろについてる!
@乙とらヴぁ
2 жыл бұрын
ギガは10の9乗を表す接頭辞だからうんたらかんたら!
@さかなかわ
2 жыл бұрын
堀元さんの要求は語気で決まるが一番しっくりきた
@cypher7707
2 жыл бұрын
最初の説の「独り歩き」が何もピンとこないw
@user-yq4dc4im5t
2 жыл бұрын
北海道では「おはようございました」という言い方をする、というのを以前聞いたことがありましたが、「お晩でした」という言い方もあるのですね
@GG-ti8tn
2 жыл бұрын
以前の回でもコメントさせてもらいましたが、「おはようございました」山口県(の一部?)でも使われていました。日本の北端と本州の西端で一緒なんですね😃
@user-eh3sb9xl4d
2 жыл бұрын
ホリケンさんがワクワクすると、こちらもワクワクする。それが見ていてさらに楽しくなります。
@owhari
2 жыл бұрын
ここで抽象概念の理解に関する話持ってきたかぁ。ありがとうございます。
@user-mq2xn2te3g
2 жыл бұрын
認知言語学のあたり、共感しすぎて頷きで首が取れるかと思った
@ti6079
2 жыл бұрын
チョイ盛り
@mudaso-heavy-user
2 жыл бұрын
@@ti6079 堀元「ハイコンテキスト過ぎんだよwww」
@user-do8bb4iy8r
2 жыл бұрын
現代最先端の物理学って、「そもそも時間ってあるのか?錯覚なんじゃないの?」みたいな話になってるけど、これって認知言語学の言うスキーマが邪魔になってきてるんだよね 量子力学もどれだけわかりやすく説明されても理解した気になれないのは、スキーマが無いからなのかも
@user-gt9tc9qw5r
2 жыл бұрын
5感が人間のスケールで働いているために、それより極端に離れたものには適用できなくなる罠があるんですね
@りんりん-o3f
2 жыл бұрын
今回の認知言語学のスキーマー理論がとてもおもしろかったです! この理論をもとに各文法にスキーマーをフラグ立てしてあげれば自然言語処理でスキーマー分類が簡単にできて、意味分類が楽になるのではないかな?とわくわくしました
@banishkimbura5199
2 жыл бұрын
要求については、「行った!」「行く!」のほかに、否定の「行かない!」もありますね。
@user-xe3ir9qm9g
Жыл бұрын
5:25 要求が語気に宿るという話が出ていましたが、この用法は、概要欄に挙がっている「基礎日本語文法・改訂版」に説明があります。 非明示的な命令を表す用法で、態度や口調等で命令であることを示すとのことです。 堀元さんの理解に近い内容ですね。 動詞の基本形とタ形の他、”こと”、”ように”にもこの用法があるようです。 ・下記の学生は3時までに事務室に来ること。(ように。) 動詞のタ形の非明示的な命令用法は、命令が遂行された結果を先取りして表していると考えてよいかもしれないとの記述があります。 ちなみに同書当該章の参考文献には、尾上さんの文献も挙がっています。
@hige_seisakujo
2 жыл бұрын
はいっと は 入るよ だと思います ごめんくださいも門をくぐることに対して許しを得ている言葉だと思うので、きちんと標準語と対応がとれていると思います
@matsukidani
2 жыл бұрын
「gk」ってなんかのミームにできんかな。使いやすそう
@takashikatou9676
2 жыл бұрын
認知言語学、中公新書2220の「言語学の教室」で知りました。おすすめです。この本も二人の対談形式なんで、このチャンネルに通じる面白さがあると思います。
@Myaguchi-ll3hg
11 ай бұрын
サムネすごい好き笑、強いて言うなら「故人の感想です」だったら最高
@たくや先生
2 жыл бұрын
なるほど。 途中何の話をしてるのか分からなくなったけど、例えば日本人全員が「お腹が減る」とは言うのに「お腹が増える」には違和感があるのは共通した概念があるからで、「た」も同様に生まれてから色んなシーンで使われてきた場面から日本語母語者全員に同様の概念ができあがってる。で、その概念を理解出来れば1つの容器に入れることができるよね。 という流れで「時間」に対する概念の習得の話をしてるのですね🤔
@あちちぱんだ
2 жыл бұрын
今回の話は込み入ってますねー。さすがに全体像が概観できる図があると有難いと思いました。
@mudaso-heavy-user
2 жыл бұрын
始まった!けどこの「た」の分類がわからなくなってきた...頭が悪くてすいません...
@ゆゆ-v9m
2 жыл бұрын
山形県村山地方育ちなので電話の「○○でした」は県外に出るまで普通だと思ってました
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