道東エリアを車で走っていると、かつての根釧原野の風景を物語るように湿原を見かける。
その湿原には、タンチョウが営巣・育雛を行っていることが珍しくない。
かつては、1924年に釧路湿原で再発見されるまでは絶滅したと考えられていたが、保護活動などを行ったことで、1516羽(2021年1月 飼育下を含め)まで回復し、環境省レッドリストでは、下から3番目の絶滅危惧II類 (VU)とされている。
野生動物保護のシンボル的な種であるだけに、私のようなぢぢぃには特別な思いがある。
それだけに、野生のカップルを見かけると、ヒナが育っているか気になって、ついつい探してしまう。
それなのに、今年、なぜかヒナに出逢えず、6月下旬になってやっと観察できた。
河口に残された湿原にいたファミリーは、これまでになく近い距離で子育て・子育ちを撮影させてくれた。地元の漁師さんが、温かく見守ってくださっていることで、不必要に人を恐れる素振りは見せなかった。
だからこそ、素人の私が、こんな動画を撮影することができたのだ。
親鳥が、湿原から魚を掘り出し、誇らしげにくちばしで咥える様子も、じっと見ていたヒナが思わず歩み寄る様子もほほえましかった。
(BGMは、甘茶の音楽工房さんから)
ここまで育ったので、このまま大きくなってほしいものだ。
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