月の愛音 2013年作品
作編曲・作詞:イクマあきら
振付:中村信幸
日本伝統の雅楽ではじまる本作のコンセプトは『表参道を、明治神宮に向けてまっすぐに
踊り参じる』。
前年の受賞を受け、はじめて演舞奉納が叶うことになった2013年。踊り子
として境内に立つことができる意気込みと感謝を作品に込めています。
ともに生さてきた
自然や古の記憶とともに旅立つ日本人の高鳴る鼓動を、後半にかけて増していく疾走感
とともに表現しました。
男性は明治の世に定められた礼服である燕尾服を白で仕立て、女
性は純白の着物をアレンジ。最後の作品まで受け継がれた、琉球伝統の帽子「八巻(は
ちまち)」や隊列を導く「野点傘」が、この年に初登場しました。
また、高知のよさこい祭り
60周年を私たちなりに祝い制作した総踊り作品「しなと屋正調」が、表参道演舞で初お
披露日目となりました。
(感謝祭パンフレットより)
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