ここから始めよう。能が知りたい、After6 Program。
文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業KYOTO de petit能「京都でプチ能・葵上」
2022年12月23日 於:京都観世会館
「わかる能をお客様に」という企画で続けてきたプチ能シリーズ、納会の12月23日はスペシャルトークとしして「能装束の着付・小袖の着付5パターン」をお届けしました。
「小袖」と呼ばれる装束を使った着付。
能では装束の着付方法・使用方法を変化させることによって、役者が「どんな人物なのか、どういう状況なのか」を暗示することができます。
今回は5種類の着付パターンを紹介、そのまま能「葵上」の解説に続いていきます。
お楽しみに!!(能の本編は別でアップさせて頂きます。)
【解説者】
解説:味方團
進行:松野浩行
着付られた人: 樹下 千慧
着付た人:林宗一郎
着付る人を助けている人:宮本茂樹
■能「葵上」あらすじ
源氏物語を題材とした世阿弥作の能「葵上」。
光源氏の正妻・葵上が物の怪に取り憑かれ病に臥してしまう所から物語は始まります。祈祷をしたり治療をしても一向に良くならない葵上の為に、梓弓で霊を呼ぶ事が出来るという”照日の巫女”が呼ばれ、物の怪を呼び出す事となります。
そこに現れたのは六条御息所の怨霊でした。
「あら恨めしや」。命を取ろうと、葵上を後妻打ち(うわなりうち)する御息所。
家臣たちは御息所を止める為に、横川の小聖と呼ばれる修験者を急ぎ呼ぶのでした。
タイトルとなっている葵上は舞台には出て来ず、小袖を舞台に置くことで葵上が伏せっていると見立てられます。
主人公は六条御息所であり、前東宮の妃として、美しく教養・気品もある彼女が、嫉妬・執心・恨み・悲しみから、己も気づかぬうちに鬼となっていく姿を描き出します。
2022年最後となるプチ能納会です。スペシャルゲストとして大倉流小鼓方十六世御宗家の大倉源次郎氏をお招きし、シテ・田茂井廣道でお届けします!お楽しみに!
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【2023年の公演予定・東京1/14(土)14:00〜15:30】
およそ1年ぶりの東京公演決定!!能「雷電」が東京で開催されます!!
場所:GINZA SIX 地下3階・ 観世能楽堂にて
能「雷電」シテ・林宗一郎
*詳細はH Pをご確認ください。
hayashi-soichiro.jp/schedule/2...
【2023年の公演予定・京都2/3(金)19:00~20:40(10分長いです)】
初回は2月3日!節分の日に最強にめでたいと言われる能「高砂」を上演します!
平安神宮そば・京都観世会館にて
能「高砂」
シテ:林宗一郎 ほか
*詳細はH Pをご確認ください。
hayashi-soichiro.jp/schedule/2...
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林宗一郎HP hayashi-soichiro.jp
今年もありがとうございました。
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