新千歳空港では、この冬から旅客機の機体にオレンジや緑の液体がついている光景が見られるようになりました。いったい何なのでしょうか。
新千歳空港で出発を待つ旅客機。
除雪機から機体に噴射しているのは、翼についた霜を取り除くための液体です。液体が吹き付けられた機体をよく見てみると、オレンジの色がついています。
本吉智彦記者:「雪や霜を溶かすのはオレンジつかないようにするのは緑、今シーズンから色のついたものに変わりました」。
これまでは透明の液体が使われていましたが、海外では作業を終えた箇所がわかりやすい色つきのものが広く使われていて、今回、新千歳空港でも導入することになりました。
JALエンジニアリング・桑原孝文整備士:「視認性の向上があり、乗務員にも一目で判るようになったのが一番のメリットです」。
翼に少しでも雪や霜がつくと空気抵抗が大きくなって飛べなくなってしまうため、冬場の運航には欠かせない作業です。液体の着色には、食品添加物を使い安全性にも配慮しているといいます。
JALエンジニアリング・桑原孝文整備士:「空港の敷地内で(液体が)剥離して落ちるような状態になるので、特に千歳周辺の農家には影響のないような取り組み」。
液体は飛行機が滑走路を離陸する際のスピードで、ほぼすべて剥がれ落ちてしまうということです。色付きの液体は今シーズン新千歳空港や成田、羽田など全国5カ所で導入され、来シーズンには雪対策が必要な国内およそ60の空港すべてで使われるということです。
▼HTB北海道ニュース 公式サイト
www.htb.co.jp/news/
▼情報・映像提供はこちらから「イチオシ!!動画ポスト」
www.htb.co.jp/news/info.html
▼HTB北海道ニュースのSNS
Twitter / htb_news
Facebook / htbnews
TikTok / htb_hokkaidonews
#新千歳空港 #旅客機 #除雪 #HTB北海道ニュース #北海道 #ニュース
Негізгі бет 新千歳空港の旅客機に色つきの液体 正体は雪を取り除くためのもの 安全性にも配慮 今後国内全ての空港に
Пікірлер: 7