夏の高校野球群馬大会は、27日に決勝を迎えます。7年ぶりの健大高崎か、30年ぶりの樹徳か、甲子園の切符をかけ、熱戦が繰り広げられます
今年の決勝は、7年ぶり4回目の優勝を目指す第二シード・健大高崎と、30年ぶり3回目の優勝を目指すノーシード・樹徳の対戦です。
健大高崎は、2回戦から登場し、農大二高、高崎商業、前橋東、利根商業に勝利しました。4試合の総得点は33、失点は5、チーム打率は3割です。打撃の中心は、プロ注目の4番・清水叶人(3年)です。2回戦と準決勝にホームランを放っているほか、すべての試合でヒットを打ち、打率は5割、打点は8をマークしています。
投げては、2人のエースがチームを引っ張ります。エースナンバーをつけた芹沢一晃(3年)は、2回戦と準決勝で先発し、13回を投げて防御率は2.77。与えたフォアボールは2つのみとコントロールの良さが武器です。また、背番号10をつけた小玉湧斗(2年)は、140キロオーバーの直球が持ち味。3回戦と準々決勝で先発し、2回戦と準決勝にも登板、15回を投げて奪った三振は15、自責点は0という内容です。
対する樹徳は、2回戦で前橋商業、準々決勝で前橋育英、準決勝で桐生第一と今大会のシード校を次々と破ってきました。5試合の総得点は34、失点は9、チーム打率は2割8分7厘です。
注目は、ここまですべての試合で先発を務めている亀井颯玖(3年)です。140キロを超える速球派の右腕で、5試合41回を投げて防御率は1.76。準決勝では163球を投げましたが、終盤も直球は140キロを記録するなどスタミナも豊富です。
打撃陣は、2番髙木翼(3年)が好調です。ここまですべての試合でヒットを放ち、打率はチーム一の5割2分4厘。準決勝では、タイムリーも放ち、勝利に貢献しました。
このほか、3番今野純之介(3年)も準々決勝でランニングホームランを放つなどチーム最多の打点11をマークし、得点源となっています。
両チームともに失策はわずかに1と守備からリズムを作って勝ち上がってきたのも特徴です。甲子園への切符をつかむのは、7年ぶりの健大高崎か、30年ぶりの樹徳か。決勝戦は、26日10時プレイボールです。
Негізгі бет 夏の高校野球群馬大会 頂点を掴むのは健大か樹徳か
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