世界中で人気のスパイ映画「007」の外国人のファンら25人が、50年以上前に映画の撮影が行われた鹿児島県南さつま市坊津のロケ現場を訪れ、地元の人と触れ合いました。
東シナ海を臨む南さつま市坊津の秋目集落に降り立った外国人。アメリカやヨーロッパからのツアーに参加した25人です。
目的は1967年に公開された映画「007」シリーズ第5作「007は二度死ぬ」のロケ地巡りで、南さつま市や地元の住民が一行をもてなしました。
ロケ地巡りは2017年に続いて2度目です。
大城哲也記者
「参加者は、50年以上も前の映画に登場する日本の原風景とも言える秋目集落に思いをはせながら散策しています」
ショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドの家として撮影に使われた建物は現存しています。参加者に説明する秋目集落の宮内一朗さんは、小学5年生の時エキストラとして映画に出演しました。
宮内一朗さん(67)
「ここから見た景色は、映画に出た景色と全く同じ。道路がアスファルト舗装になっているだけ」
ツアーの参加者は、当時とほぼ変わらない建物を写真に収めたり、興味深げに見入ったりしていました。
スイスからのツアー客
「すごく印象的。緑の木々がとても美しく、60年近くたっても、全然変わっていないので、とても驚いている。ボンドファンとしては、とてもうれしい。007のオールドファンにとって、秋目集落は特別な場所」
イギリスからのツアー客
「ロケ地としては何も変わっておらず、きれいだし完璧な場所。東京のロケ地も回りましたが、変わってしまい、ビルもなくなっている。それに比べここは、ほぼ残されているので素晴らしい」
エキストラで出演した宮原一朗さん
「世界中から秋目に来てもらうことが誇らしい。『よかったよ』『みんな行ってごらん』『日本に行くなら秋目』と言われるようにしたい」
一行は、秋目集落に約3時間滞在し、4月初旬から約2週間かけて行った和歌山や兵庫などでの「007は二度死ぬ」のロケ地巡りツアーを締めくくりました。
Негізгі бет 映画「007は二度死ぬ」ロケ地・鹿児島県南さつま市坊津を欧米からのツアー客が訪問 (23/04/20
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