00:48 反対俥
23:55 船 徳
51:22 らくだ
「反対俥」
所用で上野駅発の終列車に乗ろうという男が駅までの人力車を拾がこの人力車は酷くオンボロで梶棒に提げた長い提灯は近くの稲荷神社から盗んだもので車屋自身も心臓病で入院しており医者の制止も聞かずに治療費のために働いているという半死半生。終列車の時間が迫る中、今度は捻り鉢巻を締めた見るからに速そうな車屋が現れた。男は乗り込むがこの車屋、見た目だけじゃなくて本当に早くて、あっと言う間に上野を行き過ぎて・・・
「船 徳」
船徳は初代 古今亭志ん生が近松門左衛門の「曽根崎心中」の登場人物の名を借りて「お初徳兵衛浮名の桟橋」という長編の人情噺を創作したのを明治になってから初代 三遊亭圓遊が噺の発端を面白おかしく膨らませた滑稽噺と言われています。親元を勘当され大川端にある船宿の居候となっている若旦那の徳兵衛だが毎日が退屈なのと世話になっている船宿の親方の手前もあり船頭にしてほしいと頼み込む。渋っていた親方だが船頭たちも賛成してくれたので承知するのだが・・・
「らくだ」
馬さんは「らくだ」と呼ばれる乱暴者で長屋中に嫌われていたがフグにあたって死んでしまう。そのらくだを発見するのが兄貴分の手斧目の半次。葬儀を出してやりたいが金がない思案をしているところに来た屑屋の久六を巻き込んで・・・
八代目 橘家 圓蔵
1960年代から1980年代にかけて「ヨイショの圓鏡」の異名で落語家としてもラジオスターとしても一時代を築いた。頭の回転の速さからなぞかけを得意としテレビやラジオなどの放送番組で人気を博す。得意のなぞかけから自宅の表札の裏に「そのココロは?」と書いてあるとも噂された。また頭の回転を活かした頓知も発揮し大喜利やクイズでも逸早く回答して「早いが取り柄の出前と圓鏡」「早いと言えば、圓鏡か新幹線か」と自称した。強度の近視のため黒縁眼鏡を掛けたまま高座に上がっていたがこれは従来の寄席演芸のタブーを破るものでトレードマークになった。
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落語の蔵: / @repli455
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Негізгі бет 円蔵たっぷり 元気になりたきゃ円蔵を聴け 其の一
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