波の音が心地よいはずなのに、痛くて、苦しくて、ずっと背負い続ける。
沢山の星が出ていた。
ここは、建物も少なく、車の通りは多いけれど、明かりも少ないから星が毎日のようによく見えた。
遠くで、船の汽笛が鳴っていた。
冷たい風は寒いけれど、寒いぐらいが自分にはちょうどよいような気がした。
いつもそこにある海はまるで、自分自身を縛り付けるように、ずっと教えてくれた。
あの子のこと、そして……古き、遠き日のことも。
黒く、黒く、覆いかぶさるように。
--「朝焼けのブルーⅣ」より
楽曲「月人」
収録アルバム「朝焼けのブルーⅠ~Ⅴサントラ」より
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Негізгі бет 月人 【オリジナルピアノ曲/朝焼けのブルーから】
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