おうちにある材料を使ってプラスチックをつくる方法を紹介します。夏休みの自由研究にもピッタリ!大人も意外と知らない「バイオマス」と「環境問題」の関係について、楽しみながら学べる動画です。お子さんとバイオマスプラスチック作りに是非挑戦してみてください!
【なぜプラスチックが敬遠されるのか?】
プラスチックを別の素材に置き換える「脱プラ」の取り組みが注目を集めていますが、プラスチックは私たちの暮らしに欠かせない存在です。完全になくしてしまうことは難しく、不便が生じてしまう場面もあるかもしれません。
では、なぜプラスチックが敬遠されるのでしょうか?理由の1つは、自然環境への影響です。一般的なプラスチックは自然に分解されにくいため、ポイ捨て等による自然に流出すると自然破壊や、野生動物などへ悪影響を及ぼすことが指摘されています。
2つ目は、プラスチックの原料と焼却時に発生する二酸化炭素(CO2)です。プラスチックは化石燃料(石油)からつくられています。「燃えないゴミ」と呼ばれていた時期もありましたが、日本では多くが焼却処分されていると言われています。言い換えれば、地中から掘り出した石油をプラスチックに加工し、最終的に焼却処分することでCO2が発生しています。これにより大気中のCO2濃度が上昇し、地球温暖化(気候変動)を加速させてしまうことが問題視されています。
【カーボンニュートラルなプラスチック】
そこで、植物由来の原料を使用したバイオマスプラスチックに着目しました。植物は成長する過程で大気中のCO2を吸収します。プラスチックへと加工したものを焼却しても、発生するCO2はこれまで吸収したCO2です。大気中のCO2を吸収した量(マイナス)と焼却時に排出した量(プラス)が相殺されてゼロになるため「カーボンニュートラル」なプラスチックと考えられています。そのため、従来の化石燃料(石油)由来のプラスチックを植物由来のバイオマスプラスチックへと切り替えることで大気中のCO2濃度上昇を防ぐことができます。
【バイオマスプラスチックを使用した粘着テープ】
テサテープ株式会社では、粘着テープの開発において「バイオマス素材を積極的に採用する」ということに取り組んでいます。この取り組みの中心を担うテープとして開発されたのが、バイオマス由来の梱包用フィルムテープ tesa® 60400です。
一見普通の透明なフィルムテープですが、トウモロコシやタピオカ、サトウキビなどの天然素材を原料としたバイオマスプラスチック(ポリ乳酸:Polyacid)を基材に使用した粘着テープです。当社ではサステナビリティへの取り組みの一環として、国内の梱包作業にtesa® 60400を使用しています。
【tesa® 60400の特長】
・植物由来のプラスチックフィルム(ポリ乳酸:PLA)を使用
・粘着剤の原料に天然素材(天然ゴム・天然樹脂)を使用
・環境への負荷低減のため、VOCフリー製法で粘着剤を塗工
・バイオマス炭素含有率(C14法)98%の高水準を達成
・従来品からの切り替えにより、化石燃料由来のCO2排出量削減に貢献
・中型サイズ(15~30kg用)段ボールの封かんに好適
・ハンドディスペンサー、自動貼りに対応
tesa® 60400の詳細はウェブサイトをご覧ください。
www.tesa.com/j...
環境に配慮した梱包用テープの全ラインナップはこちらからご覧ください。
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Негізгі бет 【自由研究におすすめ】おうちでバイオマスプラスチックをつくろう!
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