ざんげの値打ちもない・北原ミレイ Best Collection
作詞:阿久悠 作曲:村井邦彦 昭和45年 編曲 馬飼野俊 1970年
あれは何月 風の夜
とうに二十歳も過ぎた頃
鉄の格子の空を見て
月の姿がさみしくて
愛というのじゃないけれど
私は誰かがほしかった
そしてこうして 暗い夜
年も忘れた 今日のこと
街にゆらゆら 灯りつき
みんな祈りを するときに
ざんげの値打ちも ないけれど
私は話して みたかった
あれは二月の 寒い夜
やっと十四に なった頃
窓にちらちら 雪が降り
部屋はひえびえ 暗かった
愛というのじゃ ないけれど
私は抱かれて みたかった
あれは五月の 雨の夜
今日で十五と 云う時に
安い指輪を 贈られて花を一輪 かざられて
愛と云うのじゃ ないけれど
私は捧げて みたかった
あれは八月 暑い夜
すねて十九を 超えた頃
細いナイフを 光らせて
にくい男を 待っていた
愛と云うのじゃ ないけれど
私は捨てられ つらかった
そしてこうして 暗い夜
年も忘れた 今日のこと
街にゆらゆら 灯りつき
みんな祈りを するときに
ざんげの値打ちも ないけれど
私は話して みたかった
Негізгі бет ざんげの値打ちもない 北原ミレイ Best collection Adobe Film Process
Пікірлер: 1