1981年放送。「トラウマ」などと言われているかの名曲を、高画質(と言っても元々は当時普及し始めた1インチVTRに焼き付けられた映像ですから、大したことはないのですよ)で蘇らせてみました。
★☆例の「未確認飛行物体」について、真面目な一言!☆★
どうしても「情報化社会」に生きる現代の我々は、よくわからないものに対しネットを使って「意味」をあら探ししたり論理的な「回答」を欲しがりますがそれは「罠」であり、そもそも本当によい「表現」ならば作り手は明確でわかりやすいたった一つの「答え」を用意せず、鑑賞者じしんが直接作品に触れて「解釈」するものだ、と投稿者は考えています。デュシャンやダリの作品だって明確な「回答」やたった一つの「解釈」はありませんよね。アマチュアの私の創作映像もそうです。
ですので、作品の「回答」は本来作り手と鑑賞者のそれが一致する必要はありませんし、鑑賞者の解釈が銘々で異なっても構わないものなのです。このあたりは、最近のよい本ならば『わかりやすさの:池上流「知る力」の鍛え方』(池上彰 2019年 集英社)や『わかりやすさの罪』(武田砂鉄 2020年 朝日新聞出版)に触れられていますから、読まれてみてもいいかもしれません。
投稿者の「解釈」ならば、これは合理的に考えて何も明確な回答が出せないものですから映像の作り手の「心象」を投影したものだと考えます。ひとつ個人的な回答を導くなら、泉鏡花の文学に出てくるような「陽が落ちて昼から夜に転じるあわいの時間、即ち”逢魔が時”に現れて消える木霊魑魅(こだますだま)」の類である、と。
この映像はフジテレビに委託された制作会社の作家が作ったものと思われますけれど、もちろん「答え」が皆さんのお考えと違っても全然いいのです。
「よくわからないよ、Googleさん、真実の答えを教えて!」と容易く「回答」をネットで調べる前に一歩立ち度まり「自分は自分自身の力でこう考える、こう解釈する」という「審美眼」を養っていけば、「作品」というものに対し多面的な見方ができますよ!ぜひ、そういう「見方」をしてみませんか?
2021年8月18日説明文改訂
桔梗刈萱 Η ΑΛΗΘΕΙΑ ΕΛΕΥΘΕΡΩΣΕΙ ΥΜΑΣ
Негізгі бет 【戦慄の高画質!】あいうえおほしさま- うらいみさこ【ひらけ!ポンキッキ】
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