写真愛好家 牧瀬英喜が旅する「撮影紀行」。
今回は上五島の教会群とその集落を訪ね、潜伏キリシタンの辛い歴史を偲ぶ旅。
島原・天草の乱の後、幕府の弾圧が一層厳しくなる中、比較的監視が行き届かなかった「外海地区」に信徒たちは移り住み潜伏した。
しかし、この地からも迫害を逃れ、角力灘のはるか向こう、海を渡り辺境の地五島へと移り住んだ。
そして更には、この地でも迫害は迫り、あるいは郷民との軋轢も生じ、島の奥へと移住を重ねたと。
永い永い厳しい潜伏の時代を経験し、その果てに造り上げた教会群・・・
=「潜伏キリシタン」を偲ぶ旅=
長崎港を出航し、女神大橋をくぐると右手に「神ノ島教会」が見えてきた。
やがて霞んだ角力灘へ入り、遠藤周作ゆかりの地「外海」を海から偲んだ。
こんなところを小舟で、渡ったのだろうかなあ、と想いは尽きない。
そして上五島に初上陸し、「潜伏キリシタン」を偲ぶ旅が始まった。
ご参照)
サイト「教会群撮影紀行」
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