コミュニケーションを通して、言語材料(過去形)について教える授業例です。
新中学校学習指導要領では、「生徒が英語に触れる機会を充実するとともに、授業を実際のコミュニケーションの場面とするため、授業は英語で行うことを基本とする」とされています。新しく学ぶ言語材料の導入もひと工夫が必要です。
本動画では、言語活動に取り組ませる前に、使わせたい表現(過去形)を教える方法の例を紹介します。
授業の展開
①教師と生徒とのやり取りの中で、Did you ~? や I ate ~.などの表現を聞かせる。
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②生徒は、文脈の中で、「過去のことを言っている」「こう言えばいいのか」など推測しながら、やり取りに参加する。
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③「today’s breakfast」というトピックでSmall Talk(話すこと[やり取り])をする。
①の過程で、「過去形とは、・・・」という解説をしたり、表現を示して「これらを使いましょう」などという明示的な指導はしていません。新しく学ぶ言語材料、表現を使って生徒と自然なやり取りの中で、それらの「音」、「意味」、「使い方」を教えています。
また、ALTとの対話のモデル提示も、“We will show you a model. Please watch it.” などとは言って行うのではなく、自然なやり取りをしながら行っています。
<見どころ>
00:00 生徒とコミュニケーションを図りながら、言語活動で使わせたい英語表現を聞かせたり言わせたりする指導
01:51 ALTとコミュニケーションを図りながら、言語活動で行わせたい対話の例を聞かせる指導
02:32 生徒とコミュニケーションを図りながら、言語活動でさらに使わせたい英語表現を聞かせたり言わせたりする指導
学校・学級名 横浜市立横浜吉田中学校
Негізгі бет 中学校の外国語教育はこう変わる!②「言語活動を通して、言語材料を学ぶ」
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