東芝(東京芝浦電気)の自動式電気釜ER-5で、実際にご飯を炊いてみました。
博物館でしかお目にかかれないような歴史的プロダクトです。
(世界初の電気炊飯器はER-4、このER-5はその後継機種となります)
ER-5は一升炊きの炊飯器であるため、内釜の目盛りの最低数値である四合を炊いてみました。
内釜に準備した無洗米を水を規定の目盛りまで入れて外釜に設置し、水を内釜と外釜の間に入れます。
レバーを下げて、スイッチが入ったことを示すランプのオレンジ色の光が点灯したら、あとは炊飯器が自動的に炊き上げるまで待ちます。
暫くすると蒸気が上がり始め、37分で釜底のサーモスタットが働き、自動的に電源が切れました。
蒸らし終わったあと蓋を取ると、湯気が上がったあとの内釜には炊き上がったご飯が見えました。早速杓文字でほぐしてみると、釜底から側面にかけて少し焦げ付いておりましたが、黒い焦げは内釜底中心部のみでした。
実際に食べてみると、芯などはなく少し堅めに炊き上がっていました。内釜に張り付いたおこげは、水を足して内釜ごとコンロにかけて剥がし、お茶漬け風にしてきれいにいただきました。
本映像は、道具学会・家電研究会が実施した会の一部を記録したものです。
日時:2014年1月25日
場所:道具学会事務局(東京・新宿)
Негізгі бет 【昭和家電を使ってみた】(ほぼ)初代の東芝電気釜・ER-5でご飯を炊いてみた
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