昭和40年代、全国で活躍していた現役蒸気機関車。
貴重な8mフィルム映像をデジタル処理、音声は同時録音のステレオで、
全国地域別・線区別に再編集いたしました。
小浜線 ① 加斗⇒若狭本郷 C58212牽引 貨物列車
小浜線は、福井県の敦賀駅と京都府の東舞鶴駅を若狭湾に沿って結ぶ地方路線です。
沿線には海水浴場ゃ、三方五湖や名勝蘇洞門、国宝明通寺、若狭彦神社などの観光地を控え、行楽・観光路線としても利用されています。
ここでは、C58が牽く貨物列車が敦賀から西舞鶴に向かいます。
小浜線の貨物輸送は、敦賀駅 - 松尾寺駅間で平成9年まで続けられてたそうです。
小浜線 ② 若狭本郷⇒加斗 C58牽引 旅客列車
小浜線は昭和46年までSLが運行され、主に旅客と貨物にC58が活躍しました。
小浜線内で最も若狭湾と近づく区間、若狭本郷を出発したC58牽引旅客列車は
海の見える駅として知られる、加斗駅に力走します。
小浜線 ③ 若狭本郷⇒加斗 C58牽引 旅客列車
若狭本郷駅は、大正10年に小浜線が若狭高浜駅まで開通した時に出来ました。
近くには海が奇麗な海水浴場が多く、夏場は関西方面からの海水浴客で賑わいました。
ここでは、先ほど同じ若狭本郷~加斗間を快走するC58牽引旅客列車です。
当時は並行する道路に公共機関もなく、小浜線も旅客輸送が主でしたので、
列車の編成も長かったです。
小浜線 ④ 東舞鶴⇒松尾寺 C1232牽引 貨物列車
小浜線の青郷と松尾寺間には県境の峠があり、青郷駅は福井県最西端の駅で、
松尾寺駅は京都府になります。
小浜線松尾寺駅には過去に日本板硝子舞鶴工場専用線があり、工場で生産された板ガラスを、この専用線を利用して松尾寺駅から全国に輸送されていました。
その貨物取扱量は板ガラスだけでも20万3,000トンに達し、福知山鉄道管理局管内で最大の貨物取扱駅でした。
松尾寺から西舞鶴駅への貨物輸送は、西舞鶴機関区のC12が担当していました。
小浜線 ⑤ 東舞鶴⇒松尾寺 本務機C58365~後補機C1251 貨物列車
小浜線の東舞鶴駅~松尾寺駅間は、線内で一番駅間距離が長く6.1km離れています。
また松尾寺駅の先に県境の峠があり、東舞鶴駅から峠までは連続のぼり勾配が続きます。
ここでは西舞鶴から敦賀に向かうC58牽引貨物列車と、松尾寺から日本板硝子舞鶴工場専用線に入る貨物列車を、C12が後補機となって後押しをします。
松尾寺からは前寄りの貨物を、先頭のC58が牽引して敦賀まで参ります。
後寄りの貨物は、日本板硝子舞鶴工場専用線にC12がバック運転で入ります。
舞鶴線 ① 西舞鶴⇒東舞鶴 C58牽引 旅客列車
舞鶴線は、京都府の綾部駅から京都府の東舞鶴駅に至る総延長26.4 kmの地方路線です。
以前は西舞鶴から兵庫県の豊岡まで宮津線がありましたが、平成2年からは北近畿タンゴ鉄道 (KTR) が、旅客運転を継続して運営しています。
この舞鶴線は昭和47年まで、D51、C58、C12、9600などのSLが旅客列車や貨物列車を牽引していました。
舞鶴線 ② 西舞鶴⇒東舞鶴 C12+C58重連牽引 1937旅客列車
舞鶴市の市街地は西舞鶴で、軍港として栄えた東舞鶴間6.9Km間には、標高 325mの五老岳が街を二分し、かつては舞鶴市、東舞鶴市と、別の市でした。
この舞鶴線西舞鶴と東舞鶴間には白鳥峠があり、両方向から25‰の勾配が続き、C12やC58が前補機、後補機などの、重連運転を行っていました。
オリジナルフィルムの保存が状態が悪く、画像に傷や埃でお見苦しい箇所があります。
ご了承ください。
Негізгі бет Ойын-сауық 昭和のSL【北近畿編】小浜線・舞鶴線 C12・C58
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