「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。」とはよく言ったもので、本当に月日が流れるのは早いですよね。ついこの間7月に入ったと思うと、もう半ばに差し掛かろうとしています。大学生活も残すところ僅かとなってしまいましたが、少しでも有意義に過ごさなければなりませんね。まぁそんなことを考えつつダラダラ時間を持て余してしまうのですが...
「さて、今日はどんな曲に挑戦しようか...」と考えていたところ、先日Twitterで触れた映画について思い出しました。その映画の名前は「南部の唄」というもの。戦後間もない頃にディズニーによって生み出され、その作品内における差別表現が非難を呼び、今でもノーカット版は本国アメリカでも販売規制されている程だそうです。実は私もこの映画を観たことがなく、いったいどんな差別表現があったのか気になっており、先日Twitterにてこの疑問を投げかけてみました。すると、答えとしては「むしろ差別表現はあまり描かれていない。」とのこと。つまり、映画内では黒人と白人が仲良くしている様子がふんだんに描かれており、当時あったはずの差別がまるで無かったかのようにされているのが問題だそうです。
作品の時代背景としては19世紀末のアメリカ南部の農場で、トイレやレストランはおろか、白人と黒人は居住地すらも分けられていたそう。そんな時代には、今では考えられないほどの差別があったことは想像するに難しくありません。しかし、映画内では白人の家族と黒人の小作農であるリーマスおじさんが仲良くする様子が描かれ、「時代錯誤の描写なのでは」という批判が続いたそうです。
しかし、私は「別に歴史的資料でもないのだから、全て史実通り描く必要は無いのでは?」と考えておりました。そもそもディズニーは夢を描くお仕事であり、全て真実を描くなら、殆ど全ての作品がウソになってしまうと考えていたのです。
そんな中、今回の曲「Zip-a-dee-doo-dah」を歌って和訳を書いてみると、その考えが大きく変わりました。
この曲は映画「南部の唄」の挿入歌として、物語終盤に流れるのですが、歌詞の中に
"It's the truth, its actual (それは本当、それは現実)
Everything is satisfactual (全てが良い感じ)"
というのが含まれています。勿論、物語に対しての曲なので、そのメッセージに噛みつくのはお門違いなのですが、いったい、何に対して「それは本当、それは現実」なのでしょうか?単純にその前の歌詞"Mister Bluebird's on my shoulder(青い鳥が私の肩に)"に対して言っているとも捉えられますし、そもそも、その部分の歌詞にあまり重きを置いていないとも考えられますが、この作品が描く差別のない世界について「それは現実」というのであれば、当時の人種差別の隠蔽と捉えられるのも分かる気がします。そこまでいくと都市伝説的ですけどね...
さて、ここまで長々と語りましたが、全て野暮で個人的な見解ですので、大目に見てくださいね。
ちなみに、今回の曲はとても明るいのですが、敢えてモノクロの写真を使わせていただきました。写真はミズーリ州で小作人として働く老夫婦です。
どうも、フッジーです。
往年の洋楽をピアノで弾き語っております。
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Негізгі бет Музыка Zip-a-dee-doo-dah (from "南部の唄") Pianoman from Japan (日本語訳付き)
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