Concertino Da Camera( アルト・サクソフォーンと11の楽器のための室内小協奏曲) Takashi Yonekura Graduate Recital Indiana university April 9th 1988
Alto Saxophone Takashi Yonekura
Piano Ririko Hayashi
Takashi Yonekura Graduate Recital Indiana University
Six Hundred Thirty-Fourth Program of the 1987-88 Season
Soprano and Alto Saxophones
Ririko Hayashi, piano
米倉孝 インディアナ大学大学院修了演奏
1987年~1988年シーズン 第634回プログラム
ソプラノ・アルトサクソフォン 米倉孝
ピアノ 林りり子
曲目:
Concerto in C Major for Oboe,
Hob. VIIg:Cl.・・・・・・・・・・・・・・・attributed to Joseph Haydon (1732-1809)
( trans. Takashi Yonekura)
Allegro spiritoso
Andante
Rondo
Concertino da camera (1935)・・・・・・・・・・・・・・・Jacques Ibert (1890-1962)
Allegro con moto
Larghetto
Animato molto
Recital Hall
Saturday Evening
April Ninth
■アルト・サクソフォーンと11の楽器のための室内小協奏曲(仏: Concertino da camera pour saxophone alto et onze instruments)は、ジャック・イベ―ル(Jacques François Antoine Ibert)が1935年に完成したアルト・サクソフォーンのための室内協奏曲。演奏時間はおよそ12分。1933年にフランスのストラスブールで開催された現代音楽祭に、本作の献呈先となったドイツ生まれのアメリカ合衆国サクソフォーン奏シーグド・ラッシャー(Sigurd Manfred Raschèr) が出演した際、その演奏に感銘を受けたソプラノ歌手マリー・フロイント(Marya Freund 1876年 - 1966年)が、ラッシャーのための作品を作曲するようイベールに依頼したのが作曲の契機となっている。イベールはサクソフォーンのための曲を作るのはこれが初めてであったため、作曲にあたってマルセル・ミュール(Marcel Mule)に助言を請い試奏を依頼している。曲は1935年に完成、当初の予定通りラッシャーに献呈された。ラッシャーは本作の1年間の独占演奏契約を結んだが、それにもかかわらず、イベールは曲の誕生に大いに力のあったミュールが演奏することを望み、ラッシャーによる公的初演に先駆けてミュールによる放送初演が行われ。ミュールによる放送初演は1935年5月2日、フランス放送局にて。ラッシャーによる公的初演は同年12月11日、スイスのヴィンタートゥールにて。その後、多くの演奏者によって演奏され続けられている。1971年フランス、パリのノートルダム・デ・リバン教会にて、ポール・ケンツ指揮室内管弦楽団と アメリカ合衆国サクソフォン演奏家ユージン・ルソーによる演奏も名演の一曲である。
第1楽章 Allegro con moto
ソナタ形式。4分の2拍子。短い序奏の後、サクソフォーンが生き生きとした第1主題を奏し、トゥッティの後、ファゴットと弦に支えられてサクソフォーンが伸びやかな第2主題を歌い徐々に高揚する。一旦静かになった後、展開部となり、第1主題のみが再現されて終わる。
第2楽章 Larghetto - Animato molto
序奏を伴うロンド形式。序奏は4分の3拍子。サクソフォーンが独白のように無伴奏で語り、弦が入ってから穏やかな主題を奏する。拍子が4分の2拍子に変わり、活発な無窮動風のロンド主題が弦、サクソフォーンの順に登場する。続いてサクソフォーンで奇想曲風の副主題が奏される。2つの主題が発展した後、カデンツァ、主題再現の順に進み、軽妙に締め括る。(ウキペディアより)
■米倉孝(サクソフォン)
国立音楽大学器楽科サクソフォン専攻卒業、米国インディアナ大学音楽学部ジェイコブズ音楽院(音楽学部)大学院修士課程修了。県内外において現代音楽、ジャズ等を中心に演奏活動を精力的に行っている。2019年、2020年吉備創成カレッジ講師、元山陽学園短期大学教授。現在、米倉孝トリオ・カルテット主宰。山陽新聞社カルチャースクールジャズ音楽講座講師(2022年9月~現在に至る)。 長谷川楽器ウインドパサージュサックス講師。国立音楽大学岡山県同調会会長。米倉企画 代表。
■林リリ子(ピアノ)
桐朋女子高等学校音楽家を経て桐朋学園大学音楽科ピアノ科で学ぶ。卒業後、渡米、インディ
アナ大学音楽学部、ピアノ科でアーティスト・ディプロマ、修士課程を取得、博士課程に学び
ながら日本、アメリカ、ヨーロッパで演奏活動を行う。1990年より20年間、イリノイ州のイリ
ノイ・ウェスリヤン大学で教鞭をとる。
2010年帰国。中野区社会福祉協議会の「まちなかサロン」ボランティア活動に参加、自宅を開
放して年3回、サロン・コンサートを8年に渡り開催。2019年、自宅を全面改装して2020年よ
り「ピアノ・プラス・アット・リリコ」コンサート・シリーズを主宰。2022年よりその収益を
「中野区社会福祉協議会」と「沼袋ワイワイ食堂」に寄付する目的で、新しいコンサートシリ
ーズ、「リリコのピアノ音浴チャリティーコンサート」を立ち上げ、地域で身近にクラシック
生音楽が楽しめる場として、好評を得ている。愛用の楽器はニューヨーク・スタインウェイの
コンサート・グランドピアノモデルB。
■今回のこの2曲は1987年、私が米国インディアナ大学音楽学部大学院修士課程(現在名:インディアナ大学ジェイコブズ音楽院大学院)における修了演奏の録音記録である。この演奏録音テープは米国から帰国後、自宅引っ越しなどによりテープの保管場所が不明になっていた。2024年2月、部屋の片付けの時に35年ぶりに発見することができた。この2曲のピアノ伴奏者は当時私と同じインディアナ大学音楽学部大学院、及びアーティストディプロマコースに在学していたすばらしいピアニスト“林りり子”さんです。インターネットで検索し、林さんと連絡が取れ、この演奏をyou tubeに公開する承諾をいただいた。林さん、ありがとうございます。
さて、この修了演奏では3曲のコンチェルトを演奏しました。今回は3曲中2曲を公開致します。3曲目はジンドリッチ・フェールド(Jindrich Feld)作曲によるConcerto for Saxophone(1979-80)も演奏しましたが、当時、私をサポートしてくれた演奏者が5名であった。今回はこの演奏者全員と連絡が取れなかった為に公開を見送ることにしました。今後、連絡が取れましたら3曲目の演奏を公開したいと考えております。今回この演奏を35年ぶりに聴くことができました。当時、インディアナ大学において昼間は演奏、夜は語学の勉強と授業の勉強、平均睡眠時間は3時間~4時間という中で切磋琢磨して音楽をインディアナ大学大学院で学んでいた頃を走馬灯のように思い出すことができました。
尚、当時の事を思い出し「A Good Old Memory Of Bloomington」という曲を20215年作曲、You Tubeにアップしております。この動画には当時、私と家内が日本を発つ時の成田空港ロビーの写真からインディアナ大学大学院時代の生活の様子を見ることができます。お時間がありましたらご覧ください。米倉孝ホームページ内「ギャラリー」から見ることができます。
2024年7月2日
米倉 孝
Негізгі бет Музыка Concertino Da Camera Takashi Yonekura Graduate Recital Indiana university April 9th 1988
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