高齢者・障がい者の支援事業などを展開するNPO法人暮らしネット・えんの代表理事で、「ケア社会をつくる会」世話人を務める。
訪問介護ヘルパーの平均年齢は54.5歳。65歳以上は24.4%、70歳以上は12.2%とされるが「現場の実感としてはもっと高齢」「70歳を超え辞めたいという声も上がるが引き留めている」「ケアプランに示された訪問回数も満たせず、最低限必要とされるおむつ交換3回すら満たせない。制度的な高齢者ネグレクトが起きている」。訪問介護における人手不足の実態や制度のひずみを語った。
訪問介護の基本報酬引き下げについては、高収益をあげているのは大規模事業所やサービス付き高齢者向け住宅などであり、地域型事業所は赤字構造にあると強調。「大手が受けない低報酬の生活援助を担っている人々を見殺しにしていいのか」と即時撤回を求めた。
司会 小林伸年 日本記者クラブ企画委員(時事通信)
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