湖面の上を吹き抜ける風のように、たおやかな音色が響きます。
今日のGood Signは、誕生から20年、琵琶湖よし笛。
近江八幡市の中心に広がる琵琶湖最大の内湖が西の湖。「安土八幡の水郷」として琵琶湖八景のひとつに数えられています。
西の湖には、また、近畿最大のヨシ原が広がります。イネ科の植物、ヨシは琵琶湖の水質保全に欠かせない大切な存在です。
このヨシを使って、作られた楽器があります。よし笛です。
近江八幡市役所の職員だった菊井了さんが、20年前に考案した琵琶湖よし笛。息を吹き込むマウスピースには同じイネ科の竹を使っています。
「太さが細いヨシで作る楽器。世界を見回しても琵琶湖のヨシだけが、楽器になっています。」
当初は、菊井さんの伴奏パートナーとして演奏活動を続けてきた近藤さん。現在は、よし笛を習いたいという多くの人にその魅力を伝え広めています。
「全国にファンは広がっている。琵琶湖といえば、よし笛と言ってもらえるような存在になってほしい」
自然の風景に溶け込むような癒やしの音色。
琵琶湖の願いを乗せて今日もどこかで奏でられています。
制作
BBCびわ湖放送
監修
一般社団法人ウェルビーイング・カウンシル
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Негізгі бет Good Sign #48 誕生から20年 湖の願いを奏でて 近江八幡市「琵琶湖よし笛」
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