円山動物園HP上のお問い合わせフォームにて率直な意見を送信していました。
(クレームではなく、あくまでも検討提案としました)
返信は特に求めませんでしたが、本日一般的な対応結果回答が送られてきましたので
共有させていただきたく、昨日撮影した動画と共にお届けいたします。
園の方針に変わりはなく使われている文章も変化はなく
期待外れというか?予想通りというか?
皆さんのご期待にお応えできるものではありませんでした。
しかしながら、これからも、これまで以上にイトとクレイを応援したくなりました。
今後、イトに最高のパートナーが訪れることを願います💗
また、クレイが健康で心穏やかに楽しい日々が過ごせますように
遠くから見守って行きたいと思っています💗
・・・・・・・・・・・・
【以下 メール全文です】
この度は、ライオン「クレイ」について、貴重なご意見・お問い合わせをいただきありがとうございます。
本件については、大変多くのお問い合わせをいただいていることから、すべてのお問い合わせに個別に回答することが困難な状況となっております。
このため、ライオン飼育に関する当園の考えを改めてお伝えするとともに、寄せられたご意見・お問い合わせの中で多くいただいた内容について回答させていただくことといたしましたので、ご理解いただきますようお願いいたします。
回答に時間を要したことをお詫び申し上げます。
1 当園のライオン飼育・展示の考え
当園では、運営方針である「札幌市円山動物園基本方針ビジョン2050」(以下、ビジョン2050という。)に基づき、「良好な動物福祉の確保」を取り組みの根幹として定めております。
ライオンの飼育・展示にあたっては、群れで生活するライオンにとってより良好な動物福祉を確保するため、野生下と同様の状態である雌雄がともに暮らす、オスとメスの2頭での飼育が望ましいと考えております。
また、ビジョン2050では「良好な動物福祉の確保」、「教育」といった飼育・展示する意義に応じて、飼育展示していく動物種を定めております。ライオンは、アフリカの食物連鎖の頂点に立つ象徴的な動物であり、環境保全や生態系保全といった環境教育における展示の意義が大きいことなどから、継続して飼育・展示する動物と分類しており、また、肉食動物では珍しいオスとメスの容姿が大きく異なる種であるため、オスとメスを展示することでライオンの特徴を伝えることが重要であるとの考えにより、当園では、オスメス2頭による飼育・展示を行う方針とし、その規模に応じた現状の施設において飼育・展示しているところです。
この度は、多くのご意見・お問い合わせをいただきましたが、良好な動物福祉の確保及び環境教育の機会の提供といった動物園の役割を鑑みた方針であることをご理解いただけますと幸いです。
クレイはこうした当園の方針や、クレイが当園に来るまでに帰属していたとべ動物園からの提案により同園に戻ることとなりますが、移動までの間は大切に飼育していくことはもとより、クレイが移動した後も、イトが1頭だけでいる期間ができる限り短くなるよう新たなオスの導入に向けて努めてまいります。
皆様にはご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2 多く寄せられたご意見・お問い合わせに対する当園の考え
Q1 クレイとイトは相性が良く見えるので、メス同士であっても、このまま2頭を飼育してほしい。
A1 上記の当園の考えのとおり、環境教育の機会を提供するという動物園の役割や、良好な動物福祉の確保の観点から、オスメス2頭での飼育・展示をしてまいりたいと考えています。
なお、メス2頭の飼育については、通常野生下では、他の群れのメスと合流して新たな群れを作ったりすることはなく、他園では、檻越しには相性がよく見えても結果的に同居できなかったという事例が発生しています。
Q2 イトだけ残るのはかわいそう。イトもとべ動物園に移動する、又は旭山動物園に戻すことはできないのか。
A2 イトは今後も当園にて大切に飼育してまいります。また、動物福祉の観点から、できるだけ1頭でいる期間が短くなるよう努めてまいります。
Q3 施設改修ができずに群れで飼育できないのなら、ライオンの飼育はやめた方が良いのではないか。
A3 現時点で施設改修は予定しておりませんが、現在の施設で動物にとって最大限良い環境になるよう努めてまいります。
Q4 新たなオスとの相性が悪かった時はどうするのか。
A4 新たなオスが導入された際は、良好な動物福祉の確保に向けて、時間をかけて2頭の相性を慎重に見極めながら、少しでも良好な関係を築いていけるよう努めてまいります。
Q5 クレイがとべ動物園に戻る暖かい時期とはいつか。
A5 クレイの移動時期については、気温やとべ動物園の移動受入れ準備の状況などを踏まえ、同園と調整することとしておりますが、時期はまだ決まっていません。移動する前の観覧最終日については、決まり次第、当園HPにてお知らせいたします。
Q6 クレイの腫瘤が心配
A6 クレイの腫瘤については明らかな拡大傾向はなく、触診により悪性腫瘍の可能性は低いと考えています。また、移動による腫瘤への影響は低いと考えておりますが、円山動物園としては移動までの間も引き続き経過を観察するとともに、とべ動物園にも診療情報を提供し、クレイの健康維持に努めてまいります。
札幌市円山動物園 園長 柴田 千賀子
Негізгі бет 【イトとクレイ】の今後について園からお知らせが届きました
Пікірлер: 362