さて問題です。エルガーはマイナー作曲家でしょうか、有名作曲家でしょうか。
「有名作曲家だ」と答えた貴方。
有名なのは、エルガーの名前?それとも威風堂々のあのメロディー?
エルガーの威風堂々以外の作品を挙げてくださいと言われたら、≪エニグマ(謎)変奏曲≫とチェロ協奏曲と、≪愛の挨拶≫以外に何が挙げられますか(「エニグマ」が有名なのって、曲が良いからというより、タイトルのユニークさで知られているってだけという話も・・・)?
いずれにしても、「マニフェスト」で紹介した『名曲1000』には、エルガーの作品はそれだけしか紹介されていません。
下手すると、ホルストの方が沢山挙げられる人、いるんじゃないですか?
まあ、エルガーは英国の国民的作曲家だから、「有名作曲家」と言えない訳じゃないですが、英国にはエルガー以外に世界的名声を博したクラシック作曲家がいないからそうなっているだけとも・・・。
そんな「一発屋」疑惑のあるエルガーですが、それらの作品は、本当に貧弱な内容なものばかりなのでしょうか?
実は、R・シュトラウスやマーラー、ワーグナーかと見紛うような、かなり壮大な内容を秘めたものも多数あるのです。
今回は、そういったオーケストラ作品の内容を、スコアと共に検証していきたいと思います。
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Негізгі бет Музыка 録音の少ないエルガーの何故マイナーなのか分からない名曲とスコア
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