澤実生記者
「お昼過ぎの帯屋町です。ランチタイムにしては人通りが少ないように感じます」
「まん延防止」の対象となった高知市では飲食店などを対象に営業時間を午後8時までに短縮するとともにきょう(27日)からは酒類を提供しないよう県が要請しています。高知市の中心部にある観光名所・ひろめ市場も県の要請に従い終日、酒類の提供を停止に。午前10時に開店しましたが利用客はほとんどおらず、全体のおよそ3分の1にあたる19店舗が休業しているため、館内は閑散としていました。
女性客
「飲めるんだったら飲みたいとこですけどね。活気が失われた感じですよね。もうちょっと賑やかにまたいつか戻ってほしい」
インド料理店の人
「お酒やったら売れる。お酒ダメやったらダメ。めちゃ困るですよ。お酒ダメやったら(売り上げも)80%ダメ」
ひろめ市場には土産物などを扱う店が13店舗あります。協力金の対象となっていない物販店からは今回の「まん延防止」に伴った休館をされると厳しいと声が上がりました。
物販店の人
「飲食だけという形でなくて物販、ホテルの関係にも力を入れてもらいたいと思ってますね。補償の件でね。お願いしたいと思いますけど」
そのためひろめ市場は要請内容が決まったきのう(26日)の夕方、ひとまず時短営業したまま酒類の提供停止を決定。しかし一般の人から、この状況での営業を非難する声もあり、あす(28日)の夕方の会議で再び休館するかどうか検討します。
ひろめ市場テナント会 下田真一会長
「致し方ないとは思うんですが、もう少し早くこうなりますってことを示していただけたらもうちょっとちゃんとした対応がとれたと思う。もうこれ以上、この先もう1回まん防とか非常事態宣言で休館せないかん、休まないかんという事態にならんように今回でもう本当に最後にしていただきたい」
県は高知市をまたぐ不要不急の往来を控えることや、高知市に住む人は同居家族以外との会食を自粛することも呼びかけています。「まん延防止」の期間は9月12日までです。
Негізгі бет 「まん延防止」初日の街 ひろめ市場は閑散「酒はダメ、売り上げもダメ」3分の1が休業【高知】 (21/08/27
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